福島第一原発2、3号機も炉心溶融との見解 東京電力

東京(CNN) 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故をめぐり、東京電力は24日、震災直後に炉心溶融(メルトダウン)が起きたとされる1号機に加えて、2号機と3号機でも数日以内に炉心溶融の状態になっていた可能性が高いとの見解を明らかにした。

東電は事故発生当時のデータを分析し、2、3号機について、原子炉内の水位に応じた2つのシナリオを提示。燃料棒が完全に露出するまで水位が下がっている場合、2号機では地震の後101時間、3号機では同60時間のうちに、燃料棒の大部分が溶けて圧力容器の底に落下し、容器が一部損傷したとみられる。

水位がそこまで下がらなかった場合も燃料棒は損傷したが、完全に溶融することはなかったと推定される。

東電は、燃料の大半は圧力容器の中にあり、安定した冷却ができていると強調した。

福島第一原発では被災により冷却装置が停止して原子炉内が過熱し、水素爆発が起きて大気中に放射性物質が放出された。東電は1号機についても当初の推定を修正し、地震の16時間後に大部分の燃料棒が溶け落ちたとの見解を発表していた。

政府の原子力災害に対する情報で国民の多くは信用できないと思っている。その最大のものは、メルトダウン(炉心溶融)だ。災害が起きてから2カ月以上たって、やはりメルトダウンしていたと発表があった。私たちをだましていたのか。大変危険な状況に国民を置きながら、一切言おうとしなかった政府に激しい怒りがある。この炉心溶融を、首相は内々知っていたのではないか。
一番の問題は今まだ放射能が垂れ流されつづけている状態であるという!現在進行形であるよいうことだ!この状態が1年続くと日本の将来を担う子供達に対する影響がとても心配になる。