レジ袋はその軽さと低予算などの理由から、
地球上の至る所で使用されています。
2002年には4~5兆個ものレジ袋が
世界中で生産されました。
しかし、ほとんどのレジ袋は路上に捨てられたり、
海や川に捨てられて動物が飲み込んでしまって
生命が危険に侵されたりしています。
レジ袋の使用と生産を減らすことは、
資源を保存するためにも、自然を保護することにも
多大な影響を与えるのです。
現在世界中のスーパーなどでは、レジ袋を渡す時に
いくらかチャージしたりしてレジ袋の使用を
減らす動きが見られます。
アイルランドでは2002年の3月から、
一枚のレジ袋につき15セントを課税し、
95%ものレジ袋の使用を削減することし成功しています。
また、インドの団体ではレジ袋の禁止を呼びかける
キャンペーンを10年位前から行ない、5月1日を
「レジ袋禁止の日」と名付け、一部地域で
大変な成果を出しています。
そしてオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、
フィリピン、台湾、イギリスでこれと似たような
レジ袋を禁止するキャンペーンや課税、
マイバッグを持つことを呼びかける運動が出ています。
日本でも、環境省が増え続けるレジ袋を有料化する方針
を発表し、こういった取組みがやっと本格的になる
見通しになりました。
アイルランドの様な成果を期待したいと思います。