人さまの悲しみを(言い方は悪いが)ネタにして


記事に書くのはいかがなものか?という思いを抱いて


書かせていただきます。



知人で、幼い娘さんを病気で亡くされた方がいます。


昨日、彼女の家の近くに行く用事がありましたので、


お仏壇にお花を持って寄らせていただきました。



悲しみの日からずいぶんな年月が経ち、その間のお母さんで


ある彼女の悲しみは深く、一時は精神のバランスを


崩された時期もありました。



何度も私は自分の無力を思い知らされました。、一年、一年と


日々を重ね、幼稚園児だった娘さんも、生きていたら二十歳に


なるのだな。。


などと、そのお宅へ向かう車中、そんなことを考えていました。



彼女とはしょっちゅう会うし、もう悲しかったことも開けっぴろげに


語りあう仲ですので、しんみりと「お線香をあげに・・」などと


挨拶などしません。



「ごめんね~!お彼岸はお墓に行くものなのでしょう?家に来ちゃった


けど、いい~~?」なんて


しゃべりながら靴をぬぎ、犬の頭をなでながら「暑いね~」とお仏壇の


所へいきます。


沢山並べてある写真を見て、その横にあるお人形や、お菓子を見ていたら


彼女が「ミィちゃん!見て!!いつもとちょっと違うものがあるでしょう?」


と言います。


ん?何か、とても好物だったお菓子でも並べてあるのかな?と


思っていると・・


「ほら!○○は今年生きていたら二十歳なんだよ~♪」といかにも


嬉しそうに明るく言うから見ると、、


ホントだ。。


チューハイが何本か、それも初めて女の子が飲むようなフルーティな


チューハイが並んでいます。


・・私、笑いたかったのです、そうだね!って。でも声も出なくなり、


しばらくお祈りをしている様子で泣かせてもらいました。


感受性の強い方だから、だまってお茶を入れてくれていた


けれども、たぶん私の目はうさぎの目になっていたと思います。



自分にもいつまでも尾を引く悲しみがあるのですが、


悲しみを知っている彼女とは、だまっていても和みます。



今日は私が21歳で産んだ息子の誕生日でもあります。


皆に支えられて幸せです。ありがとう。


チューリップ紫