最近のことである。


自分の夫が天に召され、その高齢の姑を見送った叔母(母の妹)は


今度は自分が病に侵され、子供もいないことから、入院、手術と全部自分で手配し


なんとか普通の暮らしに戻れるまでになった、のだか・・



長年の気を張った月日に疲れたのか?人間関係の困難さもあって、急にふさぎこみ


周りから見て、、「そんなこと、今いっぺんに考えても答えは出ないよ。。」というような


堂々巡りに陥り、いわゆるうつ状態になっていった。




少し離れた土地で、一人暮らしということもあり、心配した叔父(その叔母の弟)は


自分の家へ連れて来、数週間を過ごしたのだ。



伯父の家に来たということで、私の家からも大分車で行くにも近くなり、


何度か顔を見に行った。。



その叔母が若いころ、姉夫婦の家、つまり私の家に同居していたこともあり、


兄や私は、少し歳の離れた姉のように、○ちゃん!○ちゃん!と


なついていた・・わんわん


少し離れた姉に対し(叔母だけど)子供の兄と私、まさにサザエさんとカツオ君と


ワカメちゃんという感じである。


感じだけでなく、叔母は性格も「サザエさん」そのもので、ちょっとおちょこちょいで


でも年上らしく、教訓めいたことも言ってくれ、私はかなり甘えていたラブラブ



ま、それはともかく・・


その叔母が叔父のところに身をよせているので、会いに行ったのだが・・


あまりの変容に絶句した思いだった。


母より8歳も年下の叔母はまだ70そこそこなのに・・腰は曲がり、部屋にうずくまっている


姿は、老婆、といった感じだった。


それでも「どしたの~~叫び


と叫ぶわけにはいかずに、「久しくぶり~~。ここに来たんだね!いつもご無沙汰で


ごめんね~」とさりげなく言ってみたりしたのだが。。


その帰りは、いったいこの先どうなるのやら・・


と一瞬足りとも叔母のことが頭から離れない思いで運転した帰ったのを


覚えています。(あ、ここから、「です」「ます」調かしら・・(;^_^A)



それでも叔父の家にいて、人に囲まれている暮らしで少しづつ、話もするように


なったのですが、、色々ないきさつから、今度は母の家(叔母にとっては姉の家)


で暮らしてみてはどうか?ということになり、移ったのです。



母はどんな人か?というと・・


たとえば私が子育てで、手一杯で家の片付けなど上手く出来ていないことを


嘆いたりして、「おかあさん、もう!掃除しても次々と散らかっていって


家の中、ひどいもんだよ~」とこぼすと・・


「エエのや!垢で死なへん♪今は子供のことよ~く見てあげドキドキ」などと


気持ちの楽になることを言ってくれるのです。決して、だらしない人ではないのに・・



そんな母だから、叔母もきっと気楽に過ごせる!明るくなるのじゃないかな?


と心の中で思ったのです。



そして、私の実家に移ったということで、時を置いては何度か二人の様子を


見に行ったみたわけですけど・・



行くたびに、言葉数も増え、お化粧もし、散歩をしたりと以前のサザエさんらしさを


取り戻していっていくのがわかります。



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



やれやれ~と、自宅へ帰る車中考えたのですが・・・



私も叔母の様子に気を配り、叔母の回復具合に気持ちが行く。


そのあまり、母の叔母(妹)に対する言葉使いに時に批判を向けるわけです。


母と私の間ではつかわない話の持って行き方をする。


そうすると私は叔母が再び辛い気持ちにならないか?とハラハラするのです。


でもよく考えると叔母と母は姉妹であり、とうの昔から姉妹としての


突っ込んだ話はしているわけで、


多少、ずかずか立ち入っても、それは二人の間には想定内のことなのであり


私は気を揉むことはないのだな、と感じます。


それが証拠に、穏やかな言い合いの最中に叔母は


「困ったもんやろ?」というように私の顔を見てニタッと笑うのです。



つまりはそんな会話をし、日常を過ごすうちに叔母は回復して行っている、と


いうことなのです。



さて、帰り道に思ったことは、、


叔母も母もクリスチャンなので、教会の皆が叔母のことを心配してくれます。


みな「○子さんは?○ちゃんは?」と直接電話をしたり、手紙を書いたり、私に訊ねたり


します。


そして回復のことを話すと「やっぱりお姉さんのところは良いのよねー」と喜んで


くれます。


私もそう思います。でもまてよ!


このお姉さん、高齢です。足も引きずってしか歩けなく、心臓も機械で動いているのです。


でもお姉さんのところは皆が「絶対」とみなしているのです。


それが前提であり、お姉さんである母は自分でも「そうであらなくては」と自覚して


いて、先の見えない毎日を送っていたのです。


幸い、叔母は自分の家に帰ることが出来ました。


あまり泣き言をいわない母は、ほっとしたのか?その間頑張りすぎたのか


もう歩けない状態だといいます。でも「大丈夫やで!あんたこそ身体元気か?


お兄ちゃんは電話くれて、元気そうやったけどなぁ、、いつもあんたの身体と


お兄ちゃんのお仕事が順調なのだけを願ごうているんや!」と


言います。。


しかるに、


おかあさん、いつも偉そうな発言してゴメンね。(言いやすいんだわサッあせる


これからは自分目線でなく、母目線で考えてあげないと


かわいそうだな~と少し思った娘です!ヾ( ´ー`)