宮古島、環境都市候補に 7団体選定、行動計画で再判定へ
政府が22日に発表した環境モデル都市(6団体)に次ぐ追加の選定候補「環境モデル候補都市」7団体の一つに宮古島市が選ばれた。政府は、候補都市に来年度以降の具体的な行動計画の提出を求めた上で、再度、環境モデル都市に選ぶかどうかを判断する。
宮古島市は(1)島内廃食用油の回収率を100%とする(2)サトウキビ糖蜜の再利用率を100%とする(3)自転車道、駐輪場のネットワークを構築し、観光客の自動車利用を10%減らす―などのCO2削減目標を掲げている。
22日の記者会見で伊志嶺亮市長は「候補に残ったことは喜んでいる。具体的に何をいつまでにやるのかが足りなかった。アクションプランを見直し、より具体的に提案したい」と語った。
政府の内閣官房地域活性化事務局は「宮古島市は、二酸化炭素の『100%フリーアイランド』としているが、抽象的な面もあり、もっと具体的な実現への過程を示してほしい。島の特性を生かしたモデルになってほしい」と求めている。
同市は、来年度以降の行動計画に、バイオエタノール3%をガソリンに混ぜた「E3」燃料の全島化への支援や、50年後にはバイオエタノール100%のE100を利用し、二酸化炭素排出を抑えるなどの計画をより具体化し、年度内に提出する方針。3月に発表した「エコアイランド宮古島」宣言などもアピールする。
環境モデル都市には、県内から那覇市、うるま市、宮古島市が応募。いくつかの基準で課題があるが、行動計画策定過程で課題を解決し、基準を満たすことが可能な7市区町を選び、県内から宮古島市が入った。
出典:琉球新報