地域で守ろう『関さんの森』  エコミュージアム 発足シンポ 松戸 | エコブログ

地域で守ろう『関さんの森』  エコミュージアム 発足シンポ 松戸

 住宅地に残された貴重な森を守る「関さんの森エコミュージアム」(松戸市幸谷)の発足を記念したシンポジウムが二十一日、松戸市の流通経済大新松戸キャンパス講堂で開かれた。環境問題に関心を持つ人たちが市内外から参加、基調講演や討論会を熱心に聞いた。


 基調講演で「世界の環境・日本の環境」をテーマにした日本生態系協会会長の池谷奉文氏は「文化は自然の生態系上に成り立っている」と指摘し、自然のネットワークを導入したまちづくりなどについて訴えた。


 演題「関さんの森を読み解く」で講演した兵庫県立大環境人間学部教授の合田博子氏は「先人が残したものを未来に引き継ぐのは私たちの責務」とした。さらに、「地球環境は地域の人々の足元からの行動でなければ守られない。関さんの森は地域に残された貴重な社会資本だ」と強調した。


 討論は「みんなでつくろう『関さんの森エコミュージアム』」がテーマ。住宅街の樹林を守るため、関さんの森を財団法人埼玉県生態系保護協会に寄付した一橋大大学院社会学研究科教授の関啓子氏は、森が環境問題に果たしてきた役割について説明していた。


出典:東京新聞