何より嫌なこと、早朝にドアベルを鳴らされること。
早朝じゃなくても朝起きたままの状態の時に鳴るベルは苦手。
今日は9時に 🎶 🎶 🎶 🎶 🎶
宅配便かな、と思ってドアを開けると「Rauchmelder、付けにきました! 台所以外の全ての部屋に取り付けます。」
ひゃー 忘れてた。そういえば地階(日本でいう1階)に25日っていう張り紙があったわ。
ということは、えーっ、部屋に入るのぉ〜? いま〜?
「ちょっと待った!」とドアをバタンと閉じ、猛スピードでまずいものを隠し、再びドアを開けると
白いアディダススニーカーのお兄さんハシゴを担いで『土足で』入ってきました。
『土足』と書きましたが、ドイツの街は公園を除け泥道はないので靴が汚れることはありません。犬のフンさえ踏まなければ。
基本的に靴は足を保護するために必要なものなので、工事関係の人が他人の居住空間であろうと現場で靴を脱ぐことはありません。
あれいい匂い〜 目の前を素敵な香りが動いていきました。
作業着のお兄さん、意外にオシャレ。
そういえば、コロナで他人との間に目一杯距離を保つことが日常に定着して以来、香水の香りというものにもご無沙汰でしたね。
こっちがぼーっしている間に、玄関に1個、フロアに1個、居間に1個と次々にブサイクなRauchmelderがついていきます。
「終わったよ!」
早、5分かかってないわ。
「どーして台所にはつけないの?」
「料理するたびに煙出るでしょ」
あ、確かにね。
鍋から火が出て火事になりそうなことがあった我が家なので、是非台所に2ー3個つけていただきたかったのですが、叶わず。