何年もドイツにいて、自分が日本人だなあと実感するのは....
扉を開けるのに力いっぱい両手であけるときです。
自動ドアが多い日本と違って、鉄製の重たい扉が多いドイツでは、軽く押したくらいではドアは開きません。慣れているドイツ人達は片手でスィと開けるのです。パワーの違いを感じます。さて、このドイツ人の『腕力』なるものは一体どこからくるのか...
最近、その理由がなんとなくわかる気がします。
『腕力の謎』へつながるキーは『小学生の通学カバン』かもしれません。
息子は小学5年生ですが、その彼が毎日背負って登校するカバンにはずっしりと重たくて分厚い教科書が何冊も入っています。
9キログラム以上です。5年生になりたての頃は、かわいそうなくらい重たいカバンをやっとのこと背負って登校したものです。見ている方がつらく、帰宅する時間には駅まで自転車で迎えに行ってあげたこともあります。
私が代わりに背負って駅から家まで徒歩で帰ろうものなら、家に到達した瞬間に胃液が逆流しそうなくらい気分が悪くなるんです。それが、3ヶ月経った現在、息子は同じように思いカバンを「平気」で背負っているのです。「体重のxxx%を超えている。けしからん!」と父兄から先生に苦情のでるほど重たい通学カバン。不健康かもしれませんが、同時に、これがドイツ人の腕力の源だと思われて仕方がありません。
ところで、最近、息子は学校のコインロッカーを借りれるようになりました。1ヶ月200円のレンタル料で教室のすぐ近くにあるロッカーが使えるのです。
その日に要らない教科書やお絵かき道具などは、おきっぱなしにできるし、持ち運びするものが減ると本人もかなり楽になるはずですよ。ところが、折角のロッカーをそれほど積極的に利用してはいない様子なのです。
「どして~??」聞くと、「そんなに重くないよ」の返事。
いつのまにか、腕力がついたみたいです。