第一回エコ弁会議
10月28日(水)、第一回のエコ弁会議を開催しました。
対象高校のインフルエンザの影響で、開催が危ぶまれていましたが、27日に学年閉鎖が解け、ぎりぎりセーフでの開催
です。
参加者
消費者団体 2名
食品製造企業 1名
高校の先生 1名
高校の生徒 5名
全員が顔を合わせるのは、今日が初めてなので、お互いに自己紹介をした後、さっそく本題に入ります。
「エコ弁当ってどんなもの?」
この質問に対する答えを、高校生5人に小さなカードに書いてもらいます。発言してもらってもいいのですが、恥ずかしがりやの人はどうしても遠慮してしまうし、また、一人が発言するとその内容に影響されてしまうので、今回は、
KJ法
http://ja.wikipedia.org/wiki/KJ%E6%B3%95
を採用しました。
15分ほどで、22枚のカードが集まりました。
これを、メンバーのI君が読み上げ、K君が模造紙に貼り付けて、分類していきます。
その結果は、以下のとおりです。
容器に関するもの 12件
(容器が紙でできている。食堂などで購入しその容器を返却する場所がある。ゴミになるようなアルミカップを使っていない。エコ容器を使用している。簡易包装であること。ゴミの分別の必要がないもの。容器が使い捨てでないこと。仕切りにプラスチックを使わない。返却口やポストを設置して容器を再利用する。容器が再利用できる・・・給食センターのような感じ。容器の仕切りをはずせるようにする。バランなどのプラスチック製品を使わない。)
食材に関するもの 5件
(地産地消・・・神奈川県産の食材。お米や野菜などをなるべく近くの地域で調達し、運ぶときのエネルギーを節約する。普段すててしまう、野菜の葉や茎を利用する。旬の野菜を使用・・・ビニールハウスものは使用しない。近場で採れるものを使う。)
作り方に関するもの 3件
(化学調味料の少ないもの、おかずが食べ残しのないようにバランスよく入っていること、煮物などロスになるものが入っていないこと)
流通に関するもの 1件
(作った工場から近いところで売る)
保存性に関するもの 1件
(保存期間を長くして、廃棄ロスを出さない)
高校生の「エコ弁」に関する意識は、容器に関することが、大きな割合を占めていることがわかりました。これは、高校生に限らず、一般的なデータとほぼ似ています。
おおむね、妥当な意見が多かったのですが、
には個性が出ています。煮物が嫌いな人がいるんですねえ。また、
と
は、ちょっと高校生離れした鋭い視点です。すぐに、弁当屋で商売できる才能があります。
いくつか意見交換をした後、こんどは、私から、お弁当を作る過程で、どのようなエネルギーが排出されているか、を説明しました。
※ こちらは参考写真です。資料を実際に見たい方は、コメントまたはメッセージにて、ご連絡下さい。メールに添付してお送りします。
さらに、
フードマイレージ
の考え方に沿って、ひとつのお弁当を実例として、どんな国から食材が入っているのかを説明しました。
※ こちらも参考写真です。資料を見たい方は、別途ご連絡下さい。
高校生たちは、畜産物、農産物については、海外から来ているという知識があったようですが、工業製品、たとえば、カナダ産のなたねを日本国内で絞った油、ニュージランド産のチーズを日本国内で加工チーズにしたもの、といった部分については、ちょっとびっくりした人もいたようでした。
で、予想通り、出た質問は、
「全部、国産あるいは、神奈川県産で作ったら、いくらになるんですか
」
予想していた質問ですが、この答えは大変苦しい
です。そもそも、地産地消は、やりたくても、いろいろな障害があるからできないのです。
このあたりは、次回詳しく説明しましょう。
