河井寛次郎記念館

京都にはたくさんの美術館やギャラリーがあります。

古い建物を利用した趣のある美術館が多く、建築を観るだけでも
楽しめます。
















今回はつい最近行ってきた「河井寛次郎記念館」をご紹介。

趣味の合うお客さんが勧めてくれた記念館。


明治から昭和中期まで、京都を拠点に
活動された陶芸家、河井寛次郎。

彼が自身で設計し住んでいたという自邸。

記念館に関してはCASA BRUTUSなどに
取り上げられる事も多いので、ご存知の
方も多いかもしれませんね。





五条坂のすぐ近くの町中にありながら、
おっきぃぃな釜があるのです。



陶器やらパイプやら書物やら、いろいろあったけど、私が一番
興味を持ったのは「椅子」。






シンプルだったり










どっしりしてたり








かわいかったり



いろんな外見ですが、座ってみるとしっくりくる。

なんかぴたっとハマる感じ。

こんなものが建物のいたるところに置かれていて、しかも座れるときた。

ほんとにご自宅を訪ねた気分です。




静かな館内に、柱時計が時を刻む音だけが
鳴り響く。

ちなみにこちらは柳宗悦さんからの寄贈。

















現在こちらの記念館は寛次郎のお孫さんが学芸員として管理されています。

彼女のセンスなのでしょうか。

色んな所に生けられている生花。。。素敵です。


心静かに過ごせる時間。プライスレス。