報告するのがかなーり遅くはありますが・・・・



今年のえこあの集大成である九大祭が終わりました。


皆さん、お疲れ様でした!


そして、


ありがとうございました!!


個人的なことではありますが、今年は、私にとって学生生活最後の九大祭でした。


そして、何気に、「Ecoa」というサークル名を考えるところから携わってきた私にとって、

えこあとして九大祭に関わるのは、二度目かつ最後の取り組みになりました。


今年は、「六本松で九大祭が行われる最後の年」であり、

えこあにとっては、来年度から、結成当初メンバーが全くいないなる(そして、一年目メンバーもほとんどいなくなる)といった意味で、「完全に新世代に託すための、最後の年」のようなものであったのではないかと思います。


えこあ日誌
(あっ・・・ 九州国立博物館のイベントでつくったペットボトルキャップアートの完成品、九大祭で見ていただけたでしょうか? 写真右側参照)



まずはじめに、遅くなりましたが、九大祭前(11月16日)に森林・小峰の二人が頑張って話してきました、「ガイアの風」の報告です。

えこあ日誌

ぶっちゃけ、直前まで、二人がちゃんと話せるのか不安だったのですが、(←すみません。。保護者目線から見てました。。)二人が素晴らしいコンビネーションを見せてくれ、よくやったキラキラすごいぞきらきらって思ってます。


特に、ここ最近の愛理ちゃんの成長具合は半端ないですо(ж>▽<)y ☆

HP作成・ラジオ出演等、以前の彼女だったら想像ができないくらい(←すみません。。)すごいことをやってのけたんじゃないでしょうかきらきら

どうぞご覧ください。

http://plaza.rakuten.co.jp/gaiawind/diary/200811160000/


今年の九大祭は去年と違う試みを数点していたんですが、その中で、『廃油回収』がありました。

廃油回収は私の担当だったので、今回は廃油回収をメインにして報告したいと思います。

えこあ日誌

去年の九大祭を振り返ると、「油を垂れ流している団体が結構いた」事実により、今年は九大祭で廃油回収を行うことになったわけです。


廃油回収は、以上の写真にあるように、油回収容器(空ペットボトル・ろうと・油こし用網)を貸し出しし、2リットルペットボトルにて回収を行いました。


そして回収した廃油は、先日、志免町にある「野の花会」という障害者支援の団体に寄付しました。

その団体は、回収した廃油から石鹸を作り、その石鹸を売った収益を障害者のために使っています。


そして、ここからが、九大祭後の報告です。


九大祭期間中、3日間で集まった廃油の量は、、、


なんと、2リットルペットボトル71本分でした!!!


そう、なんと142リットルもの廃油が集まったのです(°Д°;≡°Д°;)


予想していたよりかなーり多い廃油の量に、私はただ驚いてしまいました。。


仮にですが

「もしかして、去年は、約150リットルもの廃油が垂れ流されていたんだろうか?」「去年、どれくらいの水質汚濁を引き起こしてしまったんだろうか?」(((( ;°Д°))))と考えると、今年廃油回収を行った意味は大きかったんじゃないかと思っています。


九大祭で廃油を142リットル回収することによって、どれほどの水質汚濁を防げたんでしょうか?

興味があったので、ちょっと調べてみました。

すると・・・


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油を水で薄めて魚がすめるようにするには、油に対し、約20万倍の水が必要なんだそうです!!!

つまり、油500mlを流すと、魚がすめる水になるには、お風呂一杯300リットルとして、なんと、お風呂330杯も水が必要なんです!!


参考資料として、こんなデータがありました。油は、牛乳やその他の物質に比べて、かなり水質汚濁の影響が大きいようです。

http://www.e-revo.jp/bdf/topics3.html



今回の九大祭の場合に置き換えてみます。


回収した廃油の量は142リットルでした。



なので、142リットルの量の油を水で薄めて魚がすめるようにするには約お風呂93720杯(水28,116,000リットル)も水が必要なんです!!

・・・・・想像もできないくらい多くの水が必要なんですね。。(^_^;)


「油142リットル垂れ流した場合と比較すると、その分の水質汚濁を防ぐことができた」


これは、削減できた水の量を考えても、大きなことだと思います。



廃油を流すのは水質汚濁につながる。

しかし、「廃油を燃やすゴミとしてだす場合は、100%環境にいいのだろうか?」

そんな疑問を抱いたのですが、こんな意見がありました。



○廃油を焼却処分した場合の大気の影響

廃食用油を焼却処分することで特に問題となるのが、油のエネルギーの大きさによって焼却炉の燃焼効率が上がり、必然的にCO2の発生量が増えること。

よって、廃食用油を回収することで、一般廃棄物中の焼却廃油量、すなわち発生するCO2を削減できる。



だそうです。



廃油は、今回のように石鹸として再利用する、そのまま流す、燃やすゴミとして出す、バイオディーゼルの燃料として使う 等の選択肢があります。

しかし、それのどれもが、多くの見方があります。




「本当に、100%環境にいいのだろうか?」



今回の廃油に限らず、そう問いかけると、自信をもって「YES!」と答えられるものって、少ないのではないかと思います。



だからこそ、様々な視点から物事が見れるようになりたい、そう思った今日この頃でした。