KOBUCHIです。


「何を書こうかなぁ~♪」


という可愛らしい選択肢の幅がないほどに、今回のKOBUCHIの部署は偏っていたので、その担当部署について第5弾は書きたいと思います。


その担当部署は



集積ブース。



一見すると地味で単純作業が多く、何とも暇そうなこの部署。



しかし



その実態は


”有名デパートの新春福袋大売出し”を彷彿とさせる壮絶なものであった。


昼。


基本的にブースからのゴミしか来ない集積場ブースであるが、来場者からのゴミの受付もし、分別作業の徹底を行う。さらに夜のRUSHに備え、各ゴミ回収ブースからのゴミ袋の移動も行う。



いつ来るかわからないゴミの到来に備え、学祭会場から離れた”陸の孤島”でひたすら分別作業を行う。


それは”開店前の静けさ”のようでもあった。



そして



夜。



学祭会場終了時間と共に集積ブースの稼働率は120%を越える。


各ブースから出されるゴミを分別回収してもらう、言葉にすると”単純作業”であるが、実際は学祭という特殊な状況下故にゴミの種類や量、ブースによる分別の度合いや運搬時間は多岐に渡り、その対応を一つ一つ考えるという”単純なのに判断の嵐”という一見矛盾した状況になるのだ。



約3時間、ゴミをもってくる人との対応の連続であり、その後ろではEcoaメンバーも続々と集まり、回収物ごとの分別作業が熱を帯びる。



その光景は”福袋のカートを挟みせめぎ合う客と店員”のそれであった。



”そこではあまりの分別のできなさに対する落胆”や、”労いの言葉に対する感謝”、”多くの人の多様性を再確認する学び”など様々なものや感情が飛び交い行き交うドラマの場だった。



そこは”自分がどれだけ他人の多様性を認めることができるか”を試す試練だったと思う。



そんな壮絶な現場が集積ブースだった。



しかし、そんなことを書き連ねるKOBUCHIは作業中、配線工のおじさんに間違われるような様相であった。


ドラマチックではあるけれど、ロマンチックではない、そんな集積ブースが


学祭レポート 第5弾 -集積ブース- 



NEXTはゆみこさん、お願いします。