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「学校じゃない居場所」を選んだ息子くんのこと㉒
2024年4月
フリースクールスタッフとの個別相談
息子くん投稿ばかりですが、
彼は私にたくさんの気づきをくれるので いろいろ書いちゃいます。
息子くんの選んでいる居場所
息子くんが楽しく通っている高遠みんなの楽校
先日、こちらのスタッフさんと個別にじっくり話をする時間をつくってもらいました。
そこで感じたことをここにまとめておきたいと思います。
私、このFacebookでの活動報告を、あんまり、ちゃんと読んでなかったんですよね
息子くんは、次回の持ち物や活動のチェック、そして、自分が写っている写真を見たくて、よく見てたけど、私は全然見ていませんでした
「なんとなくこんな感じなんだろう」という私の中の思い込み? そして、帰ってきた息子の充実した様子、それだけで終わっちゃってたんですよ。
でも今回、スタッフさんに、楽校での息子くんの様子やお友達との関わりのいろいろを聞いて、
すごく素敵な関わりしてもらえているんだなぁ!
と改めて思いました。
素敵な関わりとは?
何かトラブルが起こった時、
トラブルとまではいかなくても、誰かが嫌な思いをしちゃった時、
そこへの関りがとても丁寧なんです。
一旦、その場を止めて、お互いの話をよく聴き合うそう。
なんで、そんな言葉を使ってしまったのか?
なんで、そんな行動をしてしまったのか?
なんで、嫌だと言わずに黙っていたのか?
そうやってお互いの気持ちを聴いて、お互いに感じ合うものを大切にしている。と話されていました。
楽しそうにしているときは、放っておいていいと思ってるけど、何かトラブルがあった時は、それをそのままにしないこと。それが大事だと思ってるって。
同感です!
私も親子サークルとかやってきたけど、そこ、大切にしてきました!
そして自分の中に腑に落ちていきました。
息子くんが、ここを楽しいと言う理由。
そして、息子くんが、嫌な思いを持ち帰って来ない理由。
今の子たちに必要なものとは?
息子くんとも話しました。
「今日、スタッフの○○さんと話したよ。何かあった時は丁寧に話を聴いてくれるんだね!」
「そうそう」
「それはいいねぇ。学校じゃ、そこが小さいよねぇ。」
「そうそう。学校の先生は授業とかに忙しいから、話を聴くヒマがないんじゃない!?」
「今の○○先生がそうなの?前の担任だった○○先生も?」
「今の先生がそうっていうわけじゃないけど、なんか、全体的に。前の○○先生はよく話を聴いてくれる先生だったけど。」
「そういうの大事だよねー」
「ねー」
充分に自分の想いを出し切れなくて、お友達との不具合にも後味の悪さを残して、
時にそれが大事になっちゃったり、何かのきっかけで「できない」になっちゃったり、
そんな子たちをたくさん見てきました。
ちょっとしたことなんだけど、
ちゃんと相手の話を聴く、
そのちょっとしたことができるかできないか、
それだけで、全然、「子どもたちの今」って変わるんですよね。
勉強も大切だけど、
勉強よりも大切なもの、
そこも見失わないようにしていきたいものです。