都市政策&マーケティング雑感&乳がん治療[TC療法ING] -4ページ目

突然乳がん闘病ONTIME記録「序章:病状他」

突然乳がんと診断され入院中

にて、今後は、都市マーケティングとがん治療との両立

および、国民病「がん」と日常生活の両立政策検討のために

ときどき、記録を残します。

とくに、化学療法TC療法の詳細については情報がなかなかないため

なるべく多く情報を残したいと考えています。

ちゃだし、個人差が大いにあることを注記します。


●序章:病状


1.左右:浸潤性乳管癌(病理診断結果)

■右
腫瘍の大きさ 2.5CM
リンパ節転移 0/1個(センチネル生検)

グレード
主要悪性度
ER(エストロゲン受容体) 陽性
PgR(プロゲステロン受容体) 陰性
HER2 +2 FISH陰性

脈管への侵襲 なし
リスク 中位 要素 ①種痘の大きさが2CM以上 ②腫瘍の悪性度2-3
■左
腫瘍の大きさ 0.3CM
リンパ節転移 0/2個(センチネル生検)

グレード
主要悪性度

ER(エストロゲン受容体) 陽性
PgR(プロゲステロン受容体) 陽性
HER2 陽性

脈管への侵襲 あり
リスク 中位 要素 ①腫瘍の悪性度2-3 ②腫瘍周囲の脈管への侵襲


2.局所療法(他外科的対処)

2008/11/5入院

2008/11/6温存手術 (左右)センチネルリンパ生検(左右) 全身麻酔にて実施:4時間

 病理結果(左切除組織末端にグレーゾーンあり・リンパ節転移1か所)を受け

2008/11/19追加切除(左) 局所麻酔にて実施:1時間

 傷痕回復遅延(右切除後脇に火傷のような水疱が形成、なかなか治癒せず)

2008/11/24縫合処置5針 局所麻酔:15

2008/11/26大腸ポリープ2個切除(大腸内視鏡検査・胃カメラ検査した後)

まちづくり市民交流で都市連携.魅力づくり

大連でワークショップしてきた


アジア太平洋都市サミットの付属事業として


市長会議と同時進行で

「まちづくり市民交流ワークショップ」

「チャーム ハンチング ワークショップ」


私的にはかなり画期的な取り組みと

思っているこのワークショップ


都市計画や観光の観点から

人々を案内しチェックしてもらうような

街歩きは結構あると思うけど


都市計画はプランニングに活かし

今後の整備のヒント優先順位を知る

という目的で行われる

主に空間整備の観点からの街歩き


街歩きで観光スポットを案内し

歴史や建物の説明をする

その感想などを聞いて今後の

観光プロモーションに役立てる

それが観光からのアプローチ



今回画期的と思っているのは次の2点があるから


シティマネジメントの観点から

まちづくりを自発的に行い

街を魅力的にすることによって

住んでいる人もビジターも

両方楽しめ快適に過ごせるような

空間を作りそれを運営していこうと言う

活動をしている「若手」が様々な観点から

街をチェック、摂った写真をもとにプレゼンし

それをその街に提言する点


そしてその撮った写真を

国ごとのチームに分かれて

「魅力的⇔魅力的でない」

「伝統的⇔現代的」

の4元のマップに写真を配置していって

比較しあう点


このマッピングが面白い!!


今回は、前回同様のワークを行った

バンコクから4名がわざわざ参加してくれた


なので

福岡チーム

大連チーム

バンコクチームが

同様の写真を用いて

マッピングして比較しあった



とても印象的だったのは

歴史的なる物への時間軸の違い


バンコクの人が伝統的と見た写真を

大連の人が現代的に配した


中国4千万の歴史ゆえか。。。


福岡の人たちが現代的かつ魅力的なエリアに配置した写真の

多くには人が沢山映っていた

人とのコミュニケーションの場が空間がソフトに

魅力を感じると言う傾向


それに対して


大連の人たちの現代魅力エリアには

ハード系な写真がずらり

インフラが整然と整った空間こそ

魅力的という感覚



今回のワークショップ

昨年の8月アジア太平洋都市サミット実務者会議において

試行的に天神で行ったのが最初

2回目は12月にバンコク

3回目は9月に大連


バンコクで行ったのは

バンコクの人たちが

福岡CBDエリア官民協働のエリアマネジメント活動

とくにWELOVE天神協議会の活動に興味を持ったことがきっかけだった


バンコクは膨張する都市において都心の整備が

維持が間だけの力ではどうにもならない事を

わかりかけてきていて、福岡のモデルを学びたいと

言ってくれた


だからジャパンファンデーションに申請して

福岡からまちづくり人材を送り込みそこで

交流し、実際に歩きながら彼らの考えや活動を

伝えられるような企画を考えた


福岡からの派遣者は

WELOVE天神協議会

ヴィジターズインダストリー都市塾生

(まちの魅力作りプロデューサー養成講座)

NPOグリーンバード福岡


でばりばりの「まちラヴリスト」ばかり



バンコクでの試みは

このワークの可能性を示した


バンコクの人がわざわざ大連に来て

ワークに参加した事がその事を証明してくれている


正直言って大連の人は

まだこういった市民のエンゲージメントによる

まちづくりが大きな意味を持つものといった認識を

持つに至っていない


でもすこしは垣間見ることができたのではないかしら



次は福岡天神大名でやりたいと思う


でもでももっとやりたい試みがある


中国や韓国の人を招いての

福岡熊本鹿児島3都市ワーク


JR新幹線が開通した時


重大な顧客マーケットになる

かの国の人たち

九州の各都市が競争するのでなく


福岡博多らしさを

熊本らしさを

鹿児島らしさを


駅を降りてちょっとの間に

伝えられるような

違いのあるタウンマネジメント

魅力作りを行っていかねば

と思っている


3都市が協働して

機能分担して魅力を分担して


九州にちらばる魅力を発信していく

そうすれば、競争でなく共存できる



そんな可能性も見えてきた




セブの対外戦略

セブ市役所でヒアリングを行ってきた。。

セブ市はマニラ市よりちゃんとしている。が第一印象。



マニラ市役所の業務範囲は狭い。なぜなら、

メトロマニラ行政機構があってそこが主に業務を行っているから。

そのメトロマニラは中央政府が運営しているようなものだから、

実はマニラにはあんまり地方自治はないのだ、、、

したがって戦略性の強い都市性政策もない。。。



その点、セブ市はきらりとひかる政策を行ってきた。



セブ市は、フィリピンのセカンドシティとして成長している。

例えば、セブ市の人口は約72万人である。


これは10自治体で形成するメトロセブ地域人口170万人の42.4%を占め、

セブ州人口の30.2%を占める。

人口は、1990年以降飛躍的に増え続けた。

また、セブ市を訪れるツーリストの数も


1995年の50万人から2004年の101万人と10年間で倍増。

さらに、海外からの直接投資や貿易額の伸びも右肩上がりを続けている。

これらの成長は、1990年頃から始めた対外プロモーション戦略によるところが大きい。

当時、経済や政治的なイメージが悪かったフィリピンという国名をはずし、

「アジア太平洋の島セブ」としてイメージプロモーションを世界中で行った。



このことで、フィリピン政府とは険悪な関係となったらしいが、

非常に大きな成果を導いた戦略だったとセブでは評価されている。



このやり方すごくうらやましい。

「都市が名指しされる」最高のブランドだ。



福岡は、どこにいっても日本の福岡。


福岡市から来たイコール日本の援助が来た。。。じゃなくて、

福岡市ならばこういう関係性を構築したい。



そういうブランディングがやってみたい。


久々に宣伝しておきます。著作です。


http://www.amazon.co.jp/%E5%9C%B0%E6%96%B9%E3%81%AE%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%94%BF%E7%AD%96%E2%80%95%E9%80%A3%E6%90%BA%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%AE%E5%B1%95%E9%96%8B-%E5%B1%B1%E4%B8%8B-%E6%B0%B8%E5%AD%90/dp/4792391709