「SDGs」について(24) | エコロジカルでクラシックな日々

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こんにちは。
エコあんしん行政書士・安藤紳次(あんどうしんじ)です。

今回も、「SDGsの正体」(村井哲之著:株式会社PHP研究所 2020年発行)を参考にしております。


SDGs」について、前回(23)の続きです。

 

(17)の最後で、「SDGs」でビジネスが成功するための3大原則をご紹介しました。

 

1 真剣に向き合うこと

2 選択と集中を常に心がけること

3 創造を心がけること

 

1については前回までにお話しましたので、今回は2についてお話しします。

 

巷でよく見られる、「SDGs」ゴールのロゴマークをたくさん並べてそのカラフルさをアピールするだけでは、もうその企業の思考の硬直性と「SDGs」への無理解さを露呈するだけで、かえって逆効果であると思います。

 

「こんなにマジメにSDGs活動を行っているんだ、みんなで協力して社会貢献をしているんだ」と誰か見えない相手に向かって自己申告しているような、不自然さを感じます。

 

あれもこれもと、大味なバイキング料理みたいな内容の薄いメニューになってしまうのです。

 

ここは、自社がどういう強みを持っているのか、その強みを発揮すると、世界に対して何を貢献できるのか、「SDGs」的な未来をわが社はどう提供できるのか、を示せば前回書きました「物語」はできあがるのです。

 

「選択と集中」とはこういうことなのです。

 

では、今回はここまで。