これはひどいと気になったニュースの元ネタを確認したわけですが、やはりなかなかひどいのですが若干救いもあるような。



気になるところを少し長めに抜粋。

また、ウクライナ情勢の進捗も踏まえつつ、来年度も引き続き原油価格が上昇し続ける場合については、国民生活や企業活動への悪影響を最小限に抑えることができるよう、何が実効的で有効な措置かという観点から、あらゆる選択肢を排除することなく、政府全体でしっかりと検討し、対応してまいります。
 エネルギー問題は1国だけでは対応できない、国際的な課題です。IEA(国際エネルギー機関)を始めとする国際機関や、主要消費国であるG7各国と連携しながら、エネルギー市場の安定化やエネルギー供給構造の在り方、エネルギー資源の偏在などの課題に取り組みます。
 私たちは、ロシアのウクライナ侵略という極めて深刻な事態に直面をしています。エネルギー価格高騰による我が国経済への悪影響を少しでも減らすべく、これまで以上の省エネに取り組み、石油やガスの使用を少しでも減らす努力をしていただくことが大切です。国民の皆さんお一人お一人の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。


まず第一印象として、これは我慢の省エネを強いるものではないのかということ。まさに戦時中のほしがりませんと根底にある発想は同じではないのかということを感じました。
こんなメッセージで人を動かすことができるとは思えませんし。
そもそも、「省エネ」を定義してほしいものですね。
この文脈での省エネは我慢の省エネ、単なる節制のススメとしか読めないわけです。
省エネについては、エネ庁のサイトにはこうあります。


たから、例えばしばらくは備蓄分で対応できるからそのうちに断熱改修したり高効率設備に投資したりしてくれというメッセージならまだ共感できるのですが、そうではないのでひっかかりを感じるわけてす。


ただ、我慢の省エネのインパクトが強いのそっちに引っ張られますが、その前に言っていることはまともなんですよね。

国民生活や企業活動への悪影響を最小限に抑えることができるよう、何が実効的で有効な措置かという観点から、あらゆる選択肢を排除することなく、政府全体でしっかりと検討し、対応してまいります。

この部分に期待したいです。
長期的な視点では断熱や高効率化などの本来の省エネと、再エネを更に加速させること基本にと。
だけど、考えてみれば、国民生活の悪影響を最小限に抑えることができるようにって言ってるのに我慢の省エネを強いるのか!と、やはりそっちなのかなと思ってしまいます。

なんだかな〜┐(´д`)┌