家の断熱、気密を高めれば、室内の温度も湿度もほぼ思いのままにコントロールできるようになります。しかも、少ないエネルギー(=安い電気料金)で
快適さと省エネの両立こそが私が断熱教に改修した所以なり(笑)
断熱をどこまでやればいいのかはHeat20のG2が目安となると思いますが、さらなる高みを目指したい方はG3やパッシブハウスに挑んでもらいたいところです。
ちなみに我が家はウェルネストホームの2019-2020年あたりのモデル(外壁がレッドアートの旧仕様)でギリギリG3レベルですが、2050年には普通の断熱レベルになっているかもしれません。
そうであってほしいですね。
すべての人に快適な暮らしを。
さて、断熱したら快適になったということを表すには、やはり温度や湿度が指標になると思います。
そうなると測定機器は必須ですね。
我が家の温湿度計はいくつかありますが、基本的に機器に表示があり、かつBluetooth接続でアプリで確認できてデータログを出力でき、廉価なものです。
INKBIRD、SwitchBot、Govee、netatmoと増えていきました。
ネタトモだけはちょっと高くてWiFi接続ですが、多機能なので例外です。
今回はGoveeについてです。
Govee温湿度計はちょっと大きくて表示が見やすいのも特徴です。
まぁ、タイトルのとおりなのですが最近ちょっといいかもと思っています。
あくまで、いいかも、です。
なぜならちょっと悪い出来事もありまして、若干不安があるので手放しで称賛はできないのです。
12月下旬のある日、データ更新していたらデータが歯抜けになっていることに気付きました
1年半程度のデータの蓄積があったのですが、なぜかこのようにデータがとぎれとぎれになってしまいました。
仕方がないので一旦データを削除して仕切り直しましたが、今後もこのようなことが再現されるとしたら評価は急降下します。
仕切り直してからは今のところは特に問題ないですが、不安は残ります。
そんなGoveeがまさかのアプリ改善!
なんと、露点とVPDが表示されるようになりました。
VDPは置いておいて、露点はなかなかメリットがあるのではないかと思います。
露点が表示されるのであればその温度より高く保てばいいというわけで、結露対策が非常にやりやすくなりますね。
露点は飽和水蒸気量を温度の面から見たものだと考えれば絶対湿度的な湿度の把握にも使えます。
例えば露点16℃とすると、だいたい24℃で湿度60%、絶対湿度13g/m3または11g/kgくらいなので、これでは少し湿り過ぎだから露点が16℃より下がるようにしようと管理基準とすることもできます。
露点や絶対湿度は計算するか空気線図を見ないとわからなかったのでそれを瞬時に、温度や湿度のグラフと一緒に確認できるのはいいですね(≧∇≦)b
夜に露点が高くなっている、すなわち水蒸気量が増えていることがわかります。
これは洗濯物の部屋干しで水分が供給されているからですね。
特に何かしたわけではないのですが。
このように、大きく傾向を掴むだけてあれば、露点も概ね相対湿度と同じような変化をしますが、当然のことながら温度変化時の動きがやや異なっているので、絶対湿度のような感覚で水蒸気量の変化を捉えやすくなります。
先程徐々に乾燥してきたと書きましたが、我が家の建材の水分がようやく安定したためか、3年目にして冬でも湿度が高すぎる問題は解消し、結露を気にする必要がないちょうどよい室内環境を維持できています。
もちろん加湿器なしです。
これについて露点の面からもその裏付けができるため、Govee、なかなかやるなと私のなかで評価があがりました。
タイムセールなど、安くなったタイミングでの追加購入を検討しています。
ちなみに、VDPは飽差のことで、ある空気にあとどの程度の水蒸気の入る余地があるかを示す指標らしいです。
植物を育てている場合に役立ちそうな感じです。