発電電力量と使用電力量

2021上期の1kWpあたりの1日の発電電力4.37kWhとなりました。(2020下期は3.93kWh、2020下期から2021上期の1年間では4.12kWh)

太陽光の稼ぎ時の春、4月の発電量が月別では一番多かったです。

5月は早すぎる梅雨入りで発電が伸びなかったのが悔やまれますがしかたありません。

少し意外でしたが、1日単位でみると、最も発電したのは6月10日で、7.11kWhでした。ちなみにこれはこの1年での最大値でもあります。

 

2020下期から1年分の発電実績が揃ったので発電電力量を使用電力量と合わせてグラフにしてみました。

下矢印下矢印下矢印

基本的には発電電力量が使用電力量を上回っているのですが、7月と1月のみ逆転しました。

長い雨と寒い冬という気候の影響によるものです。

エアコンだけでみれば夏の方が多く電力を使っていますが、冬場は給湯や照明などに使うエネルギーが増加しているのでトータルでは増えるのかもしれません。

給湯は少し調べてみたいと思います。

 

今後も傾向としてはこうなりそうですが、月単位でみればすべて発電の方が多くなる年もあるかもしれません。

 

 

   設備利用率

1kWpあたりの1日の発電電力24時間で割ると設備利用率となります。

ワタシ的理解だと、設備的には最大で1kW発電できる能力があるけれども、実際に発揮しているのはそのうちのどれだけかを、夜間も含めて計算したものということです。

2021上期の設備利用率18.00でした。

平均は14%くらいのようなのでまずまずですかねグラサン

日当たりは良いはずなので。

参考:「第63回調達価格等算定委員会」資料1

 

 

 

  太陽光発電の自家消費分

自家消費分では買電にも売電にも計上されないので見えにくい部分ですが、ここはけっこう重要です。

今は買電単価>売電単価ですので、自家消費を増やすほうがメリットがあります。

ただし、オール電化で時間帯ごとに料金が変わる契約だと昼の電気料金は高いのでこの限りではありませんが、卒FITするとやはり自家消費のメリットが大きくなります。


2021上期の我が家では

使用電力量に占める自家消費電力量の割合は44.07

発電電力量に占める自家消費電力量の割合は28.78となりました。

 

2021上期の実績を内訳付きのグラフにしてみました。

左が使用電力量、右が発電電力量で、それぞれ自家消費と売買電力量の内訳で積み上げました。

下矢印下矢印下矢印

↑縦軸は電力量(kWh)、横軸は月


使用電力量全体のうち半分近くを太陽光発電の自家消費で賄っていることがよくわかります。

太陽光なしで今の暮らし方だと年間13万円くらいの電気代になりそうですが、たぶん太陽光がなければここまで惜しみなくエアコンを使うことはなかっただろうと思います。


私にとっては結果的に暮らしの幅を広げるものとなった太陽光ですが、カーボンニュートラル実現のために今後義務化されるかもしれないのであればその前に導入しちゃうほうのもいいかもしれませんね。


踊らされるな、自ら踊れ。ということでニヤリ


自家消費分はFITによる売電終了後もずっと電気代の削減メリットがあるのでそのうち投資回収できますし、今は初期費用ゼロの選択肢も増えてきたので、迷ったけど見送ったという方はぜひ検討あれ〜!