先日、子供が「虫がいる」と、花(蕾)を食べている謎の生物を発見していました。
食べられちゃうのかという残念な思いと、それは自然では当たり前のことという諦念が混ざった複雑な心境で、なんの虫かな〜、と見ていました。
マホニアコンフューサの蕾
最初は実みたいな見た目でしたが、少し花っぽくなってきました。
我が家の場合、庭というには小さな外構の植栽ゾーンですが、身の周りで学ぶ生き物とのつながりはけっこういいものに思います。
こういうのは意外なところで生きてくるものなのかもしれません。
ふとしたときに思い出す子供の頃を経験は、命のつながりや豊かさのような言葉にしにくい概念を感覚的に理解するのに役立っています。私の場合は。
子供にとってもそうであってほしいなと思うわけです。
というわけで、マイホーム計画に環境教育的要素も加えることができる庭あるいは植栽の存在は、小規模のものであっても大事だなと思うのです。
緑が映える外構は意匠的にもよいものですし、おしゃれハウス度が少し上がる気がします(笑)
そして、そういう家が連なるとまちなみも美しくなり、価値が上がります。
この点では大手の建売なんかでうまくやっているところはありますね。
最近は性能も担保されたエコタウンもあるので興味深いです。
例えばこんなの。
こういう発想が素晴らしいですね。
性能はG2で、アウトドアメーカーとコラボしてるからこそのおもしろさもありますし、総合的にハイレベルで魅力的です。
この例は建売のあるべき姿のひとつに思えます。
さて、我が家の植栽ゾーンの一部では、土づくりと称して、剪定した枝葉や草を土に戻す試みを行っています。
基本放置ですが、特に何もしなくても土になるのか観察しています。
よって共生しています。
ちなみにピーマンを刻んで撒いてみたらまた別の虫もいました。
生ごみもうまく堆肥化できるといいなと、他にも少し野菜の皮などを試していたのですが、現在それは中止しています。
なぜなら…
先日、ヤツがいたからです…
特に室内では絶対に遭遇したくない、アイツです…
なんでも食べるのなら野菜でなくとも草の時点でダメなんでしょうが、心理的に自粛中です。
ヤツは花も食べてましたから…
さすがに自主規制(笑)
冒頭の子供のエピソード、実はこれなんです。
ただ、昼に外で見かける分には嫌悪感はわきません。
冒頭の続き。
観察する私の心の声。
なんの虫のかな〜
ん、虫じゃなくて、ゴキ○リじゃない!?
いや〜、でもちょっと違うかな〜。
そもそも花なんて食べるのかな?
ん〜、でもやっぱりそうだよな。
まあ、よく見えないし、とりあえず写真撮って帰るか〜。
と退散しました。
その横では、子供が捕まえるとか、触るとか言っていました。
さすがにそれはまずいです
それはやめておこうと言いながら枝を揺らしてヤツをどこかへ行かせ、もういなくなったから帰ろうと押し切りました
その場では疑問があったのですが、後で画像を確認していると、徐々にヤツだと確信するに至りました。
そしてその日の夜、何かのついでで外に出たので、まだいたら駆除しようかなと、目撃現場を確認してみました。
いや〜、しばらく経ちましたがまだ近くにいるものですね
不思議なことに、昼に見かけたときと違い、このときは嫌悪感がありました
それは時間帯による心理的影響のせいでしょうか。
これで一気に駆除することに心が傾きました。
後日また子供が見つけて触っても困るので。
さて、植物や他の生き物に害は与えたくないので殺虫剤の使用は憚られます。
そこで私の選択は、ウタマロクリーナー(中性洗剤)
先日の戦いの記憶もあったため、最初に思いついたこれを素早く手にし、屋外での戦いが始まりました。
枝でヤツを植栽ゾーンから砂利のところに追い出し、ウタマロクリーナーを噴射して仕留める作戦で撃退しました。
途中、植栽に逃げこまれましたがなんとか発見し、ついに命中させました。
泡まみれで逃げていったので、きっとどこかで果てているでしょう。
ε=┐(´д`)┌
戦いのあとは噴射場所を中心に水やりをして流しておきました。
植栽に変わった様子はありません。
ヤツはそこそこの大きさだったので、何らかの理由で近所の家から逃げて来たものではないかと推測しています。
まだ我が家には住みついていない…はず
ヤツが余計だったので、本来の主張が弱まりそうですが、基本的にいろいろな生物がいるのは望ましいことです。
身近な生物多様性のためにもぜひ植栽を。
そもそも、ヤツは植栽関係なくやってきますしね。
生ごみ処理はこれなんかもいいなと思ったのですが、ちょっと高いですね。
なんとなくかっこよさげな印象