太陽のエネルギーを効率よく使えるのは電気よりも熱です。

前回の記事でも書きましたが

エネ庁によるとエネルギー効率は太陽熱利用システムが40~60%、太陽光発電が7~18%です。

 

給湯には太陽の熱を使うのが効果的です。

エコハウス、省エネ住宅を作りたいならやはり太陽熱給湯も検討したいですねウインク

太陽熱給湯は昔のイメージだと屋根にタンクでしたが、最近は屋根にタンクを置かなくてもよいものもあります。

費用はかさみますが見た目と屋根への負担を考慮してタンクは地上に置くタイプにしたいです。

タンクにお湯を沸かして貯めておく仕組みなのでエコキュートのように湯切れする可能性もあります。

そもそも太陽光だけでは雨の日や曇りの日に一日分のお湯をまかなえないので補助が必要です。

となると、そこは瞬時に対応できるガスがよい。ということになります。

たいていの太陽熱給湯はガスとの併用になっていると思います。

貯湯と瞬間湯沸かしの組み合わせは合理的だと思います。

そういう意味では、エコキュートとエコジョーズ(ガス)を組み合わせたリンナイのハイブリッド給湯器、エコワンにも興味あります。

ところが、我が家はガスを引かず、給湯もエコキュートが基本です。

それなら太陽熱とエコキュートの組み合わせですね。

そういうものもあると本で見たことがあったので検索してみたらやはりありました。

 

まずは矢崎のエコキュート・ソーラーヒート


エコキュートと太陽熱でエネルギー効率が5倍になるそうです。

エコキュートの3倍と太陽熱の2倍で合わせて5倍のようですが、太陽熱をもっと使えば効率はあがるのではないでしょうか。

翌日の天気を予測して深夜に沸かす量を調整するようです。

このあたりの考え方は太陽光発電の余剰電力利用と共通していますね。

エコキュートがメインで、太陽熱は補助ということです。

私がほしいのは逆の発想のものなので、惜しい( ̄□ ̄;)!!



次に、長府製作所の太陽熱利用エコキュート

こちらはタンクが別になっており、太陽熱を優先利用するようです。

晴れセーブ機能で晴れの日は夜間に沸かす量を少な目にするようです。

これもまた太陽光発電の余剰電力利用と同じですね。

これも惜しい( ̄□ ̄;)!!


エコキュートは夜という固定観念のなんたる強固なことかと思わざるをえません。

太陽熱の状況にあわせて昼に沸かせばいいのに、と思うのですが、なかなかそういうものはないのですねガーン

学習機能とかいりません、自分で設定できればいいんですムカムカ

時間設定をずらせば昼に沸かす使い方もできるのでしょうか。



理想の給湯器はないものだなーショボーンと思っていたのですが、諦めずに探していたらついに見つけました。

太陽熱メインでエコキュートが補助のものです。

やはり同じように考える人はいるんですね!!


それについては次の記事で照れ



また、世の中にはツワモノがいますので、自分で考えて自分で作ってしまう人もいますね。

YouTubeにあったので興味のあるかたは検索してみてください。

しかし、太陽熱給湯もエコキュートも既存のものなので、繋いでしまえばいいといえばそのとおりですが、メーカーがそれをしない理由はなんなのでしょうか。



今回とりあげた二つもなかなかよいとは思うのですが、導入コストが高そうなので、どれくらいのメリットがあってどれくらいで費用回収できるのか検討しないといけませんね。

エコ設備は導入したいのですが、最終的にただのエコキュートに落ち着くかもしれませんゲッソリ