
最近の世界や日本の経済をみていると、健全な資本主義とはどういうことか?それを考えます。派遣労働者の雇用問題を考える時、派遣労働制度そのものが資本家のための仕組みであり、なんでそんな仕組みがあるのか考えます。資本主義とはわかりやすく表現すれば資本家主義です。経済を資本家が適切に運営できないとすれば、資本家以外にそれを運営できる人に委ねなければなりません。
実体経済に問題はないのに、投機関係の失敗から実体経済が悪化するというのは本来おかしなことです。投機をしている人の問題は、その人達で解決するのが筋です。これが資本主義の制度由来だとすれば資本主義は間違っています。投機をして大きな利益を上げている人たちはほとんどが資本家で金持ちです。彼らが勝手にしたことの尻拭いを一般国民がするとすれば、全くおかしな話です。つい最近まで会社始まって以来の利益を出した会社の蓄えや、これらの会社の役員の蓄えを拠出することを考えるべきです。特にアメリカではそれが必要だと思います。彼らには財産があるから、経済が崩壊しても生活にはまったく困らないと思います。蓄えを拠出することが本来の社会的責任を果たすことになるのではないでしょうか?
社会主義なら、雇用と住宅など最低限の生活は保障されます。資本主義ではそれすら保障できないとすれば、最低限の生活保障という点では社会主義の勝利といえるでしょう。ソビエト連邦の崩壊は、自由と民主主義が保障されない社会主義の崩壊ということで、それが保障されれば問題がないと思います。経済も計画経済なら今のようなひどい状況にはならなかったでしょう。社会主義が死語だったここ20年ですが、改めて考える時が来たのかも知れません。