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 ECMを代表するオスロ出身のベーシストです(1945年生まれ)。Scott LaFaroから綿々と続く白人系ベーシストの系譜を受け継いでおり、瞠目すべき演奏テクニックを持っています。しかしフロントを差し置いてベースばかりがシャシャリ出てくるような演奏は決してせず、その「押し」の弱さもあってか少し過小評価されているきらいがあります。これまでの活動がヨーロッパ中心であったというのもその理由の一つなのかもしれません。(実際ヨーロッパでは評価が高く1975年ジャズ雑誌Jazz Forumは彼をヨーロッパのNo1ベーシストに選んでいます。)ノルウエーの伝統的な民族音楽にも強い関心を示し、伝統音楽にジャズの即興演奏を持ち込んだ作品も発表しています。
 私の一番好きなベーシストです。テクニックは抜群で音程も正確です。でも、それを見せびらかさないところがいいです。音色は極めて清澄、朝の清々しい空気の感じさせます。秋の夜長にぴったりです。

Arild Andersen Quartet-Anima(ECM 1978年)
 Bass - Arild Andersen
 Tenor and Soprano Saxophone, Flutes, Percussion - Juhani Aaltonen
 Piano - Lars Jansson
 Drums, Percussion - Pål Thowsen

http://jp.youtube.com/watch?v=sqI3EPql0i0&feature=related