なぜストライキと言わないのだろうか?漁民の操業ストップのことです。そもそもストライキとは、商品不買行為です。労働力という商品を、安い値段では売らないぞと言って不買行為に出ることです。120円のチョコレートを100円で売ってくれといっても売ってくれません。それと同じことです。商品が労働力とチョコレートの違いだけです。
 30年前なら、漁民の行動に合わせて運輸業の労働者が歩調を合わせてストをするとか、そういうことも考えたでしょう。原油高は全ての労働者に関係することだから、労働組合のかなりの部分が原油高に対して政府に何らかの対策を求めて行動することが可能だと思います。なぜできないのでしょうか?連合をふくむ労働組合が弱体化していることが一番大きな原因だと思います。総評があった時代では考えられないです。あの時代なら、至る所でストライキが始まったでしょう。本来なら、ゼネストが起きるくらい大変な事態だと思います。
 小林多喜二の「蟹工船」では、最後は団結して闘います。それができない現在は、労働者の団結力という点で見ればあの時代以下だと思うのは私だけでしょうか?