キース・ジャレットのソロ・ライブを初めて聴いた。スタンダード・トリオはライブを2回ほど聴いたことがある。5月17日のオーチャード・ホールの演奏です。キースのCDをほとんど聴いている私にとっては、演奏は大体予想できた。私の満足度としては60点くらいです。思ったほどではなかったが合格点、というところでしょうか。
 1曲目 Improvisation(Jarrett)およそ30分
 2曲目 Improvisation(Jarrett)およそ15分
 休憩
 3曲目 Improvisation(Jarrett)およそ10分
 4曲目 Improvisation(Jarrett)およそ20分
 アンコール 5曲
       1曲目は即興、以降の4曲はスタンダード(たぶん)
 キースのソロは大きく分けると、①無調の現代音楽版、②印象派の極美メロディー版、③ブルースコードのスタンダード版、という感じになります。
 1曲目はほとんど①状態、聴く人によっては退屈。バルトーク、ウェーベルン、シェーンベルクが聴こえました。2曲目は①+②、終盤で②が登場、もう少しと思うところで①に戻って終わり。3曲目はドビッシー、ラベルが聴こえる、これには大満足。4曲目は、①状態でこんなもんかという感じ。
 ほとんどの聴衆が期待しているのは極美メロディーだと思うのですが、こればかりやっているわけにはいかないので、まずは無調のいやな感じの音楽を延々と続けます。その後に、待ってました!という感じで極美メロディーが…、この世界が永遠に続きますようにと祈る聴衆の気持ちをわざと裏切るようにブルースを延々と、そして、ああ、今日はもうあの美しい音楽を聞くことができないのか、と諦めかけたところ、最後にまたもや極美メロディーが…(あるブログの引用)。キースのよくあるパターンですが、これが好きだからキースをなぜか聴いてしまう。
 多くの聴衆はアンコールにもかなり満足したようです。しかし5曲は多いです。これだけでも得をした思う人は私だけではないでしょう。(後日、アンコールは全て即興であることが判明。)
 
参考までに過去のライブを見てください。

Keith Jarrett Solo Concert
http://jp.youtube.com/watch?v=HPqK1JJOFxw

Keith Jarrett - I Loves You Porgy
http://jp.youtube.com/watch?v=o3D8Ri84hmw&feature=related

Keith Jarrett - Somewhere Over the Rainbow
http://jp.youtube.com/watch?v=eq0EWNuR1H8&feature=related