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 プロレタリア作家小林多喜二の作品です。彼は特高によって虐殺されました。小樽市の文学館に行くと当時の資料が見られます。「蟹工船」が最近のベストセラーになっているようです。今の働く人たちの過酷な労働条件に共感する人が多いからだといいます。今でも戦前の小説の世界と同じような労働条件だとしたら、日本はかなり前近代的な先進国です。もう30年以上前に読んだ小説ですが、改めて読み直してみると何か発見があるかもしれないです。
 先日のサンデー・プロジェクトのテーマが「資本主義は限界か」というものでした。経済の行き詰まり、戦前のような労働条件、貧富の差の拡大、貧困の増大、環境の悪化、…やはり限界かもしれません。というか、ルールなき資本主義です。大企業だけが肥え太って、一般庶民の生活は、ひどくなる一方です。規制緩和は国民のためではなく、大企業のためでした。思えば、30年位前は医療費は本人ならば初診料の300円(?)以外はタダだった。
 このような状況の中で一番問題なのは、大企業の横暴のみならず、労働組合が30年前に比べてまったく力がないことです。やはり、日本でも産業別の労働組合を組織すべきです。社会党が200議席、共産党が50議席、そういう時代を懐かしく思うのは私だけだろうか。


がんばろう
http://bunbun.boo.jp/okera/v_araki/ganbarou.htm

インターナショナル(佐々木孝丸:訳詞)
http://jp.youtube.com/watch?v=DCsdlVtJBjw