原発再稼働、五輪のこと考えたらどう? ブログネタ:原発再稼働、五輪のこと考えたらどう? 参加中
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 現在、日本にある原子炉というより、世界いある原子炉はいわゆる臨界炉である以上、何かしら事故が起きた時に反応を止める必要があり、失敗すれば、臨界事故ってことになる。

 東京オリンピックに向けて工場や工事のために電気が必要になり、また、オリンピック自体でも消費する電力が必要となるから、現在稼働中の原子炉を安易に動かすというのは理屈に合わない。

 活断層に限らず、断層がない、バックアップの設備がしっかりある、防波堤がある見込める安全対策が100%整ったら、初めて再稼働するかどうかの議論の舞台に上げることができるわけで、そこまで至らない段階で再稼働の話をするべきではないと思う。

 これは正論だと思う。

 その一方で、消費税が8%にあがり、火力発電所の燃料費は8兆円とも言われ、その財源も問題ではあると思う。原子炉を止め続ける以上、有限な化石燃料の価格は上がり、それらは電気代となって跳ね返ってくる。
 自然エネルギーへの転換だというにしても一年や二年で終わるわけではないし、安定供給という観点からすると問題は多い。

 原子炉を止めておくにしても動かすにしても問題は山積しており、そのためにはどのみち多額のお金が必要となることは確かで、それはすべて国民の負担となることも現実だと思う。

 さらに今年のような異常気象の原因と言われる温暖化に係る二酸化炭素の排出量は火力発電の影響で増えはしても減りはしない。
 そうなると、気象の不安定化を招く恐れもゼロとは言えない。

 しかし、新しい技術としての原子炉というものもある。

 それは、未臨界型の加速器駆動未臨界炉と言うもので、ベルギーでは本格的な建造を視野にいれてプロジェクトが動いている。

 これは、加速器を使い陽子をターゲットにあて核破砕反応により中性子を生み出し、これと燃料で核分裂に導くが臨界には至らない。

 そのため熱量は低く、発電量は高くないが、安全性は非常に高いとされる。

 鉛ビスマスによる腐食問題など問題点は高速増殖炉と同じくあるが、高速増殖炉に比べれば技術的には視野に入っている技術と言える。

 これは、マイナーアクチノイドといわれる高レベルで半減期数万年の核物質を燃料にできるために現在最終処分を待つ使用済み燃料棒の再処理も可能になるのではと期待されている。

 原爆が落ち、原子力事故が起きた日本だからこそ軽水炉や重水炉、増殖炉を廃炉にし、新しい未来にやさしい技術開発へと舵を切る時なのだと思う。

 重ねて言うが、安易に再稼働などと言うのは論外で、現状の原子炉で100%の安全対策を示したところのみが稼働の可能性を議論すべきで、施設の建設予定の段階で動かすものはないと思う。
 
 それでも動かすべきだと政治判断するのであれば、国民投票するなど是非を問えばいいと思う。

 

 東京オリンピックは子供たちにとって明るく楽しいものであることが重要で、そのためにも良いオリンピックになればと思う。

 核の廃棄物と数世代にわたり向き合う日本人にとって希望というものは重要で、その一つがオリンピックだと思う。

 だからこそ、派手にするのではく、シンプルでありながらも心に残る演出に期待したい。

 電気をたくさん使って派手にすれば良いってものではなく、それこそ「おもてなし」とは心構えではないだろうか?

 本当にエコでクリーンなオリンピックとはどういうものなのかをもう一度検討して希望の見える東京オリンピックにしてほしい。