ブログネタ:シリア攻撃、アメリカ支持にまわった日本の判断は妥当? 参加中本文はここから
シリアで化学兵器、サリンと言われているが、これが使用されたのは間違いないのだろう。
その件で、アメリカは制裁措置のために軍事介入するという。
フランスは賛成し、イギリスは賛成の予定だったが議会承認得られず。
アメリカ国内も議会承認がまだ見えてこない。
そんな中、ロシアはシリア政府が使うわけがないと言い、中国と組む。
国連は単独制裁は認められない。
国連の判断を待てという。
日本は、アメリカがシリア攻撃を始めれば否応なしにこれに賛同するだろう。
今も保留と言いながらもおおむね賛同してる。アメリカの議会承認次第だろう。
西欧諸国が気にしているのはイスラエルだ。
イスラエルに飛び火したらイスラエルは黙っていないだろう。
そうなると中東情勢はますます政情不安になる。
だが、この問題は一本や二本の紐が絡んだレベルの話ではない。
えらい古い時代から何百、何千と紐が絡んでると思った方がいい。
そもそもサリンを使ったのがシリア政府だろうが、反政府派だろうが、犠牲者には一般市民が多い。無差別だから当然と言える。
これに対して国際社会が何らかの動きをしなければ、容認されたと勘違いした使用者がまたつかう可能性はゼロではない。
犠牲になるのは多くの一般市民だ。
だが、個々へ武力介入した場合、犠牲者は出ないのか?
出るだろう。市民にも出る。外套の下に買い物籠があるか、爆弾があるか、それがわからない他国の兵士は恐怖から近づく者を殺すかもしれない。
これもまた無差別だ。
さらにシリア軍も反政府軍もおおく兵士が死ぬだろう。
介入するかどうかというのは、死ぬ者の選択をしようというのと変わらない。
シリア内戦を放置し、決着がつくまで多くの犠牲者が出るのを見守るか、介入し、武力で内戦を制圧し、兵士を含む多くの犠牲者を出すのか。
これに答えを簡単に出せる人はいるだろうか?
また、国連の決議を待てという話も難しい。
国連には常任理事国がある。
これは、第二次大戦の戦勝国の集まりだ。
アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシアの5国は常に理事国だ。
これに非常任理事国の4ヶ国が加わって9ヶ国での採決が行われるのだが、常任理事国には拒否権という大権がある。
常任理事国の一国でも拒否権を発動すれば、その決議は可決されない。
5大国が世界平和の実行の有効性を持ち責任を持つためだともいわれるがどうだろうか?
国のイデオロギーも違う、国家の面子や利権がある事を考えれば、安易に統一見解が出ることはないというのはわかるだろう。
化学兵器は、生物兵器、核兵器と同じく使用を禁止された兵器だ。
その使用は国際的な非難を浴びるのは当然と言える。
だが、その使用者がどこかという明確な証拠がない限り、国連の採決はなかなか下りないだろう。
中国やロシアがそれを認めるとも思えない。
アメリカは世界の正義を歌う以上、これ以上市民の犠牲を出さないという大義名分をもってフランスと強調しての単独制裁に出るかもしれない。
これも見方を変えれば独裁的な行動に映るだろう。
中国やロシアの言う平和的な話し合いはとても理想的な解決策に見える。
だが、これも見方を変えれば、シリアの市民を見殺しにするのかとも映る。
そして、この戦争行動で、当然、アメリカ国内の軍需産業は景気が良くなるだろう。
そうなると経済のための戦争なのではないかとも思えてくる。
そんななか、日本はどうするのか?
中国、韓国とは歴史、領土で問題を抱え、
ロシアとは北方領土、天然ガス輸入、オリンピック招致などの案件があり、
アメリカとは同盟関係、米軍基地問題、TPPなどの案件を抱えている。
とても難しいかじ取りだ。
安易に正義感を振りかざし、シリアを叩けと私は言えない。
だが、平和的解決が必要だと武力介入反対とも言えない。
これが本音だ。