
運動不足解消のため、近所の公園へ散歩へ。
思えば、公園の遊具が変わった。
というか減った。
僕らが小学生の頃は学校の校庭には多くの遊具があった。
ブランコ、箱型ブランコ、滑り台、ローラー式滑り台、シーソー、ぶら下がりシーソー、ジャングルジム、回転型のジャングルジム、回転遊具、雲底、登り棒、鉄棒、木製遊具、木製複合遊具、砂場。
このうち、見るのは、滑り台、ブランコ、ジャングルジムぐらいかな。
滑り台やジャングルジムも鉄製ではなく、樹脂製だったり、ブランコも座る部分が柔らかい素材だったりと変化してる。
写真ものは老朽化でくちて閉鎖された公園。
確かに馬鹿な常識を超えた遊び方をしていたし、そのためにけが人がでたし、最悪の死亡事故もあったと思う。
回転遊具は確か死者がでたとかで、小学生の頃に使用禁止になった。
ほかの遊具も骨を負ったとか、大怪我したとかで、徐々に姿を消していったのは覚えてる。
砂場は、猫とか動物の糞が問題になったとか…
まあ、今は場所によっては糞どころか放射線の問題もあったりするわけですが。
子供が遊ぶ遊具なんてものはどんな形であれ、危険性に溢れているとも思えてきます。
マグカップで旦那さんを殺す人だっているわけですし。
遊具の正しい遊び方は、幼稚園や小学校で教わった覚えもないですが、親か先生に教わったんだろうとは思います。
それでも、結局、正しい遊び方では飽き足らずに、危険な遊び方へこちらでアップデートしたわけです。
高速シーソーとかやってた結果、チェーンでがんじがらめにされるわけです。
ブランコから飛び降りたり、箱型ブランコを高速で動かしたりしてこれもがんじがらめにされるわけです。
その責任はどこにあるかと、言われたら、やはり僕らにあるとは思うのです。
たとえ子供だったとしてもね。
この遊具の危険性はとても新しい問題で、経験値がないから、難しいのだと思います。
百数十年前の江戸の終わりには、公園に遊具があって子供たちが遊び、怪我する危険はなかったでしょう。
その代わりに、川や山、長屋、寺社、路地で遊ぶ子供たちには別の危険がいっぱいあって、医療レベルもあって成人するのも当然ではなかったろうし、夭逝する人もいたわけです。
時代はかわり、平穏な時代になり、かわりに川や山が汚染されたり、路地は車が行き来し、かつて子供が遊んだ場所は別の危険がいっぱいになり、新しい安全な遊び場として、学校の校庭、公園が現れたのです。
ところが、その安全と思った場所でも、遊具による危険がいっぱいだと気がつき始めるのです。
遊具の危険性に気がついたのは最近で、僕らの世代はおそらく遊具そのものの黎明期だったと思えます。
ジャングルジムなどは知的発育を手伝うとか意味があったと思うし、子供の生育に必要な運動が可能で、遊べるという意味合いの遊具が多かったのではと思います。
それは、大人が考える常識的な遊び方であれば、安全だと思われていたわけです。
ところが、覆す子供たちが阿呆な我々が現れ、怪我をしたり、危険性を実証した。
そう考えると、公園の遊具は時代に淘汰されていくものなのでしょう。
最近は大型ショッピングモール内に柔らかなジャングルジムなどの遊ぶ空間があり、安全性を重視した形の遊び場が新しく生まれてきているのだと思います。
公園から遊具が完全に消えるというのも近いのでしょうね。
どこかさみしい気もしますが。