硝子の棺で眠る姫君を見てきましたよ。
童話白雪姫を下敷きに面白く仕上がっています。
ネタバレと突っ込みがあるのでここら先は要注意!!
雪のように白い肌、カラスのように黒い髪、血のように赤い唇の少女白雪なんですが、子供の頃、黒髪じゃないよ!
一瞬あれ?って思うけど。
でも、やはり茶色い髪の毛。
幽閉されて妙齢になると、黒髪になるけどね。
あと、肌は煤けてたり、泥まみだったり、下水まみれだったりでせっかくの白い肌がねぇ。
継母に殺されそうになったところを逃げ出した白雪を追う狩人は、トール神の生まれ変わりのような狩人でして。
彼の活躍はよく描かれます。英題に入ってるぐらいだから当然ですが。
王子のポジションの先王の配下で、公爵の息子。
しかも白雪とは幼馴染という高ポジション。レゴラスにも負けない近接戦闘型弓兵という高いスペックも持ち合わせながら、話的には報われない。
狩人と比べると本当に残念な子。
今思ったけど、狩人の武器がアックスって?
お前はアックスで何を狩るつもりですか?
王子が弓だしなぁ。
お妃様とその弟の追っ手から逃げながら、ドワーフと遭遇。
なんのかんので、彼らの協力を得られるわけです。
これが小人のポジションね。
で、ある朝、森の中で、目が覚めると、良くいえば、ベルセルクのパックのような、悪く言うと、ちょっとグレイ型宇宙人みたいなのが小鳥のお腹から出てくる。
「まあ、妖精さん!」
と思うより、「怖っ!」「きもっ!」って言いたくなる感じにね。
それを追いかけた先は大きな樹があってその下にダイダラボッチじゃなくて、しし神さま・・・違うわ。
大きな白い鹿がいて、白雪が近づくと頭を下げて祝福するわけです。
そこへ、白い鹿の首筋に追っ手の矢が突き刺さる。
白い鹿は、叫ぶと大きく膨れて無数の蝶になって行く。という。
もののけ姫のオマージュだよね?
もののけ姫そのものな感じだよね?
魔女の姿もなんか、もののけ的な呪いに近いんだよね。
魔女といえば、魔法の鏡と会話するシーンあるでしょう?
そこでは鏡の魔物が出てきて会話するのだけど、魔女にしか見えてない感じの描写なんだよね。
盗み見てる弟には一人で話してるように見えるという。
あれはなんかあるのかね?
魔法の鏡って本当?って感じはするんだよね。
おっと、話を戻します。
魔女の追っ手に紛れ込んで、白雪を助けに来た王子と合流した白雪一行。
初恋の相手であった王子に心を許した白雪だったが、これが魔女の幻覚。
毒林檎をパクリ。
本当の王子と狩人が駆けつけるも手遅れ。
王子のキスでも目覚める事無く白雪はお亡くなりに。
そして、王子というか公爵のお城へと運ばれます。
そこで、狩人は白雪にいろいろ救ってもらった感謝の気持ちから、最後の別れのキスをするわけです。
その気持ちのこもったキスで目覚めた白雪は、城内の民に
「立てよ!国民!」
「我々は一人の王を失った! しかしこれは敗北を意味するのか! 否! 始まりなのだ!」
「王国軍に比べて、我、公爵軍の兵力さは30分の1。にもかかわらず、今日まで戦ってこれたのか! 諸君! 我々の戦争目的が正しいからだ!」
「諸君らが愛してくれた我、父、先王は死んだ! なぜだ!」
「立てよ、国民! 悲しみを怒りに変えて、立てよ、国民!」
ジークジオンとは叫ばずとも国民と共に立ち上がった白雪は、甲冑を纏い重装騎兵を率いて、王城攻略へと向かうのだった。
この王城がまた、難儀な代物でして。
海岸線、海の上にあって干潮時でないと攻められない感じ。
そこで白雪考えました。
小人たちに潜入してもらって城門を開けてもらう作戦。
そこで、敵兵の意識を集中させるためにも城門へ騎兵突撃。
結構な戦死者でてますけど、そんな力攻めに近い作戦しかなかったですかね?
魔女を倒して大団円ってなるのですが、白雪は女王に。
幼じみも配下へ。
心は狩人に?
エリザベス女王のような治世?
そんな終わり方に見える私はゆがんでる。
普通にファンタジーとして見ても楽しめるし、映像も美しい。
私のようにいらない知識やゆがんだ思考があると、別の意味で面白く見えてきたりもするのですが。
普通に見ても面白いと思います。
興味があれば是非。
