戦塵外史 六 双帝興亡記 (GA文庫)/花田 一三六
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 戦塵外史の新刊が出てました。


 本屋では気にしていたのに。


 入荷されなかったか、平積みされなかったのか・・・・


 歴史ものとでもいいますか、国の興亡の話とか好きな人には堪らないシリーズだと思うのですが。


 今回で最終巻です。

 

 今までに出てきた人物なども少し絡んでいます。


 表立ってではないのですが。


 ガゼルーン帝国の二人の皇帝の話。


 一人は18にして帝位を継ぐもそのあふれる才気から、北方へと流されたアイーシア。


 一人は妹のあとに帝位を継いだ兄ヴァルキール。


 兄は帝国を立て直そうと試み、多くのことを行うが、そのすべての裏に汚職により追放したはずに宰相がいることをして失意のなか、私財を費やし、大きな別荘を立てることに奔走し始める。


 妹は力な気か弱い少女を装いつつも、帝国を取り戻すために北方の地で力を蓄える。


 この二人の数奇な運命をそれぞれの立場から、描いた物語。


 これが面白い。


 できることなら前のシリーズも読んでおくことを勧めします。


 滅びの美学ではないのだが、ヴァルキールの生き方というのはなんとも言えない物悲しさがありながらも、潔さと高潔さを感じるのですよ。


 お試しあれ。