シュヴァルツェスマーケン 2 無垢なる願いの果てに (ファミ通文庫)/吉宗鋼紀/内田弘樹
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 シュワルツェスマーケンの2巻が出ました。

 なかなか希望のもてないBETAとの東ドイツでの戦い。

 

 しかも東ドイツは、国家人民軍と国家保安省(秘密警察)が対立すると言う問題を抱えている。

 軍は国家人民軍の他に国家保安省の武装警察軍が指揮権を別に存在するというやっかいな状態。 

 一巻で西ドイツから亡命し、ドイツというか人類はBETAとの戦いのために一つになって戦うべきだと理想論をもつ少女・カティア・ヴァルトハイム少尉は、その言動から、国家保安省にスパイ疑惑をかけられていた。

 国家保安省の思惑により、第666戦術機中隊は前線で隊の分割を余儀なくされる。

 そして、カティア少尉とファム中尉は最前線であるノイェンハーゲン要塞陣地へと向かう。

 カティアの無茶な行動は自機を大破させただけではなく、救出の地上部隊が到着するまで援護したファム中尉の機体も大破、ファム中尉も負傷させてしまう。

 理想を口にしていたカティアは地上部隊の要塞での防衛戦の熾烈さと残酷さに軽いシェルショック(戦争神経症)に陥ってしまう。

 また、カティアを守ると覚悟を決めていたテオドール・エーデルバッハ少尉もその覚悟の甘さと、勘違いをアイリスディーナ・ベルンハルト大尉に指摘され、ようやく自分自身の過去と向き合い、精神的に暗闇を見つめてしゃがみ込んでいた状態から、光を見いだし立ち上がる。

 第666戦術機中隊は光線級吶喊と同時に、カティアとファムの救出作戦を部隊権限で内密に行う事にする。

 

 そんなお話です。

 今回は結構描写が厳しいです。

 とくに地上戦は勝ち目のない戦いのうえ、シェルショックに陥るような事になってますからね。

 しかし、物語としては希望がありそうななのかなと。

 希望といっても、人類が欧州の大半を失うのは決まってるんだけどね。

 東西ドイツがどう戦って撤退していくのかといった所に希望がありそうなんだよね。

 続きが楽しみです。

 そう、マブラブトータルイクリプスの最新刊が月末に発売です。

 それと、第666戦術機中隊仕様のMiG21バラライカがリボルテックで発売されます。

 どちらも楽しみです。