新入生歓迎合宿というのがゴールデンウィークにあった。


 それは、茨城の筑波山の麓で行われる。


 射撃場がある場所が限られるのもあるが、キャンパス地の防護服のような射撃コートを注文出来る場所も兼ねているのでそこに決まっている。


 二年生はそこで、新しい射撃コートを発注するのだ。


 新しいものであれば、糊が効いてるので、体は固まって成績が上がったりする。


 その代わり着心地は最悪。


 膝の関節はほとんど曲がらないので、人によっては手伝いがいるほど。


 埼玉から二年の先輩らと移動して、現地で三年生と合流。


 山の麓なので宿から迎えのバスに乗って移動。



 宿に着くと、大部屋しかないので、大広間を一応仕切って、三年部屋と二年一年部屋に。


 そこで、三年の後藤、亀山両先輩と話をすると、軍事関連の趣味があってそれなりについていける。


 すると、亀山先輩が腹が減ったからインスタントラーメンを作ろうと言い出す。


 リュックから飯盒炊飯の道具とインスタントラーメンを出す。


 すると、後藤先輩も固形燃料を出す。


 まず、金属の灰皿を一つひっくり返す。


 これは、テーブルを燃やさないための断熱効果を狙っている。


 その上にもう一つ普通に灰皿を乗せて中に米軍御用達の固形燃料。


 足を組んで、上に鍋をのせると、水筒から水をいれて、火をつける。


 そして、水が沸くのを待つのだが、


 「思ったより火力が低いなぁ」


 とか、固形燃料の評価が始まったりする訳だ。


 インスタントラーメンが完成すると、それを二人の先輩と私ですする。


 なんともおいしいラーメンでした。


 具も何もないけどね。


 雰囲気がよかったのでしょうな。 


 ああ、二年生は、射撃コートの発注の説明を受けにいってていなかったはず。


 で、二人の先輩はまあ、もうエアライフルの射撃にあまり興味がない感じでね。


 特に後藤先輩はもうクレー射撃がしたいと。


 で、私も興味があったので、一もりあがりですね。



 その後は、二年生に教わって食事の用意。


 上座と下座とかね。


 それに合わせて醤油やソースの口の向きを整えたりね。


 食事の時の注意もあった。


 一年生は最上級生の隣で食べるから、上級生のご飯が無くなったら、「おかわりいかがですか」ときいたりする。


 お水とかもね。

 

 以外とそこら辺はしっかり体育会系。


 食事の用意が出来たら先輩を呼びに行くのも一年の仕事だったなぁ。


 翌日は練習にOBが来て泊まりがけで呑んで帰ると言うので、変な緊張感もあったなぁ。


 挨拶を失敗しないように言われたしね。


 なによりつまらないゲーム大会があるという話だったしね。



 次は合宿での飲み会の話に。