眠れぬ夜の奇妙な話コミックス ななめの音楽Ⅱ (ソノラマコミックス)/川原由美子
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 ななめの音楽の完結です。


 あこがれの先輩・光子とともに航空機レースに参加したこゆる。


 こゆるはあこがれの視線を光子に送り、同じ風景、同じ世界を見たい、いや、見てると感じてる少女。


 だが、光子の見ている世界は少し違う。


 きっかけは第二次大戦中ドイツの空軍将校の日記を読んだこと。


 彼女は以来、その思いを残すこと、知ってもらう事に取り憑かれる。


 そして、航空機レースのデモンストレーションで、それははっきりする。


 イギリスのランカスター爆撃機を迎撃に出るハインケルの双発戦闘機He299D。


 その戦闘を再現してみせるのだ。


 そこで、彼女の言う「ななめの音楽」とはHe2999Dのコックピットの後ろについた斜め上を向いた機関砲の事だとわかる。


 高高度を飛ぶ爆撃機を落とすために搭載された機関砲だが、そのあり方が、クラシックから見たジャズと同じで異質なものとされたのだ。


 「ななめの音楽」を知ったこゆるは、光子先輩が見てる世界が違うこと知る。


 光子は最終フライトへと旅立つ、そして、光子の視界を情報端末で見ていたこゆるが取る行動は?



 そんな感じの物語です。


 いや、「ななめの音楽」が機関砲だったとはね。


 マニアックです。川原先生。


 SFなのですが、レシプロ機も出てきて、なかなかおもしろかったでうす。


 少し古い航空機が好きな人にはおすすめ出来ます。