DRAGON BOOK 25th Anniversary モンスター・コレクション テイルズ.../安田 均
¥840
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 富士見書房のドラゴンブックが25周年ということで出た一冊。

 

 後書きにもありますが、ドラゴンブックでモンスターコレクションが発売される時に関係者のグループに名前が必要となり、それが、グループSNE。

 モンスターコレクションに続いて出たアイテムコレクション、トラップコレクションなど探せば、倉庫と言う名の私の書庫から出てくるはず。

 テーブルトークRPGやトレーディングカードゲームに小説とグループSNEには本当にお世話になりました。

 いや、なっています。

 ロードス島戦記、クリスタニア、ソードワールド、妖魔夜行、央華封神などいろいろな作品と出逢いましたね。

 央華封神のトレーディングカードゲーム大会で、ジャンケンに勝ち抜き、安田均さんのサイン入りカードをゲットした事は懐かしくも良い記憶で、今もまだ大切に保管してあります。

 

 モンスターコレクションはその後、トレーディングカードゲームになり、小説になり、六門世界としてテーブルトークRPGになったり、アニメになったりしました。

 

 しばらくの休息の後、昨年ぐらいからいろいろまた動いているようですね。

  

 今回の小説にはそんな復活したトレーディングカードゲームのカードが二枚ついていました。


 これです。



雪月花に酒-DVC00443.jpg


 このカードは今回の短編小説で扱われたモンスターをモチーフに作られたようです。



 さて、そろそろ小説の話をしましょう。


 モンスターコレクションという事で、今回の小説は人の視線で描かれた作品が少ないのですが、まあ、面白い。


 リザードマンから見た人の姿や、ハーピーやラミアの求愛行動について、描かれていたりします。


 なかでも気に入ったのは水野良の「ミノタウロスの夏」ですね。


 ああ、そんな切り口があったかと思ってしまいます。


 昭和五十一年の夏、京都であったお話です。


 これ以上は読んで確認して下さい。


 あとは安田均の「魔眼」や山本弘の「醜い道連れ」も好きですね。


 どれも面白いのですが私の趣向に合うのがこの三作品という事です。


 どれも短編で簡単に読めるので、ファンタジーがお好きな方は手にとってください。