アオイホノオ 5 (少年サンデーコミックススペシャル)/島本 和彦
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 楽しみにしているコミックス「アオイホノオ」の最新刊です。


 島本和彦さんといえば、古くは「炎の転校生」や「逆境ナイン」で知っている人もいるかもですね。


 この「アオイホノオ」は1980年代の大作家芸術大学(おおさっか~)の一回生、焔燃(ほのお・もゆる)の物語であり、決して島本和彦本人の話ではなく、フィクションです。

 同じ大学に通う仲間として、庵野秀明、赤井孝美、山賀博之、矢野健太郎らが実名で登場し、あだち充に「野球漫画の描き方がわかってない」とか、高橋留美子に「タイミングだけで生きている」とか失礼とも思える発言が見えますが、フィクションです。

 

 むさ苦しいほどの熱い魂のうねりがあるのですが、くだらないことだったりします。


 ウォークマンにふれて、BGMがあれば人は変われると思うものの、買う金がなく、悩んでいると部活の憧れの娘に


「怖い目をしとうけど、なんで」

「いわゆるブルース・リーの目です」

「なんで、ブルース・リーの目なん?」

「不可能を可能にしているからです!」


 こうして熱く語るのは、ウォークマンをいかにして手に入れるかなのですが、バイトするわけでもなかったりと相変わらずの島本漫画なのです。


 それだけでも面白いのですが、当時の漫画やアニメ事情からオタク事情まで、私は子供でしたが、なんとも懐かしくも少し新鮮で、数倍面白く感じます。


 まあ、若い人に受けるのかというと難しいですが、私の世代から上のオタクにはお勧めの作品ですね。


 本当に懐かしくも楽しい漫画なのです。


 興味があれば、ぜひ読んでみてください。