とても良い映画でした。
今回は母子家庭の少年が、母の仕事で中国へ引っ越す事で多くの問題を抱え込みます。
言語が通じない社会での生活。
学校でもなじめず、イジメの対象にされる。
少年は母親に心配を掛けまいと一人抱え込みます。
母親が帰宅すると寝たふりをしたりね。
母親は、新しい中国の良さを知って貰おうと色々やるんですけど、それが少年を追い込むんですね。
そして、何かあったの?と聞く母親に、「中国へ引っ越した。それだけだよ」と感情をぶつける。
そのやりとりや、イジメの様子は胸が痛くなります。
といっても、ベストキッドですから、師匠であるジャッキー・チェンとの出会いと素敵な女の子との出会いもあって、少年は、立ち上がる事ができるのです。
そして、お約束の意味がわからない練習とかありますね。
で、師匠の心の傷に少年が触れた時、私の目からは涙がこぼれてました。
少年との触れ合いの中で、何かを取り戻していく師と、良く教えを請い礼儀を学び始める弟子の姿に涙が止まらなくなりました。
弟子と師匠の在り方はとても心に響きます。正直、前のベストキットを越えていると思います。
ジャッキー・チェンへの思い入れもあるかも知れませんけどね。
試合の様子を見るジャッキーの温かい演技とか、本当に良かったです。
酔拳の頃の師匠を見ているようですね。
「クンフーの達人は闘わない。戦いを避ける術を知ってる。クンフーの先には平和がある。クンフーはどこにでもある、生活の中、どう行動して、どう人と接するかもクンフーだ」(大まかですが)
少年は、礼儀や集中する事など、多くの事を師から学んでいきます。
人を敬う心という大切な物を師から教わり、師に、どん底から立ち上がるのは自分自身だと教えた少年の姿が本当にまぶしいのです。
多くの人に見て欲しい映画ですね。
