車の電灯に照らされ、舞う雪。

 もう、四月も間近というに。

 我が求めるは、

 暖かな日差し

 穏やかな風

 決して、

 厚い雲、舞う雪

 身を切るような風

 では無いのだ。

 暖かな春の光よ、どこへ?

 普段は、天の恵みよ、と思うが、今日ばかりは、嘆きの声を上げたくもなる。
 思うに、神々は酒宴の余興に何か賭け事でもしたに違いない。

 さもなくば、主神あたりがご機嫌斜めなのだろう。
 どちらにしても、人の身には迷惑な話よ。

 桜が咲くというに、天気が落ち着かないのは寂しいものです。