夜勤明けに時間があったのと、映画の日だったので映画を見てきました。
「オーシャンズ」です。
少年と老人の語りから始まり、海イグアナの映像になると、とたんに引込まれます。
ガラパゴスの海で泳ぐイグアナとの距離感に驚かされます。
映像が大きいので、恐竜でも見ているかのようです。
さらに圧巻なのが、イルカたちが鯖を追い立て、海面近くに上がった所を襲い始めると、それにあわせて、海鳥が急降下で水中に次々と飛び込んで行きます。
周囲の海面はが飛び込んだ時に発生する気泡で白くなっていきますが、何度も何度も、次から次へと、飛び込んでいく様子は息を呑みます。
最後は、ザトウクジラがその白く濁った海面のど真ん中に飛び出して来ます。
この一連のようすには本当に引込まれました。
イトマキエイやシロナガスクジラ、マッコウクジラが泳ぐ姿の美しさは何とも言えません。
空を飛んでいるかの様な美しさです。ハナミノカサゴも飛行機的な泳ぎに思えます。
海洋の生き物たちの姿はどれもが幻想的に映し出されていて引込まれるものでした。
この手の自然を相手にした映画の最終的な結論への流れはやはり、環境や希少種の保護へと導かれます。
それは、まあ、当然といえば当然の結論で、軽んずる事では無いです。
映像としても、人の仕掛けた網にクジラ、サメ、ウミガメ、アザラシ、マンボウらが絡め捕られ、そのまま息絶えた様子がながされます。さながら墓標のようにです。
その後も漁の様子が映像で流れるのですが、ある一定の食文化を否定するかの様な映像になります。
その映像の使い方というか編集にいろいろと思うこともありますが、こういった話は焦臭くなるのでやめます。
その後は、環境問題にも触れていきますが、そう言った映像は残念な感じがします。
終わりの方で流れる、セイウチ親子の愛情溢れるふれあいの映像には驚かされつつ、心打たれます。
人の手で、自然が壊され、生命が奪われる映像で訴えるより、美しい映像と愛溢れる映像から、環境保護や希少種の保護を訴えるやり方の方が個人的には良いと思うのですが、どうなんですかね。
特に平日の夕方とはいえ子供づれが多く来場されていました。それを思うとあの映像は厳しいものがあるではと思います。

