この記事を読まれている方は、おそらく "VAIO Z フルHD" とか "1920" とかいうキーワードでたどり着いた人が多いだろう。



そして、そういう人たちはまさに今、ソニースタイルでVAIO Zの注文を検討していて、5000円追加してフルHDディスプレイを選択すべきかどうかを悩んでいるケースが多いと思われる。



ていうか、自分もVAIO Zを買う前は結構悩んだ。ヨドバシカメラなどの電気屋で一応確認はしてみたものの、いざ使い始めて文字が小さすぎるとかにならないかとか、依然として不安はつきまとう。


で、ビジネスユース(オフィスとかメールとかブラウザとか)に使っている自分の感想としては、はっきり言ってフルHDはオーバースペックであると、はっきり申し上げておく。一般的なビジネスユースには、店頭モデルの1600*900でまったく問題ないと言える。


1920*1080だと、文字が小さすぎるのだ。デフォルトで文字の大きさが125%に設定されているから、一見すると問題なく表示できているように見えるが、なんとなくデザイン的にバランスが悪く見えるのであまり好きになれない。そもそも125%のままだと、リカバリーメディアを作成するアプリケーションの実行ボタンが表示されないためリカバリーメディアを作成できないという欠点もある。


また、125%だとウィンドウのタイトルバーなどの文字は大きくなるが、Firefoxなどのブラウザの表示画面は小さいままなので、わざわざ大きめに調整しなければならない。文字だけを大きくすると、MSゴシックなどの表示にビットマップを使っているフォントの場合は文字の線が細くなって視認性が悪化するし、見た目的にもセンスが悪く見えてしまう。


あと大事なことは、外部モニターにつなげて仕事をする場合、125%のままだと外部モニター表示も125%になるので、外部モニターが23インチフルHDの場合は表示領域を有効活用するために文字の大きさを100%に戻したくなる。外部モニターに繋ぐたびにいちいち文字の大きさを変えるなんて面倒くさいことはやっていられない。


あと、大抵のWebページは1024*768で快適に見れるように作られているので、フルHDだとページコンテンツが左端に寄ってしまったり、真ん中にせま~く表示されたりとか、せっかくの解像度を生かし切れないケースが多い。


そんなわけで、私の場合は普段は1600*900に解像度を落として使っている。表示が少しボヤけるものの、問題なく利用することができる。


とはいえ、フルHDにして使うこともある。まずは人に自慢するとき。これは結構インパクトありますからね。それから、WordやPDFファイルを見開きで表示して読むとき。これはフルHDのアドバンテージで非常に読みやすくなる。あと、電車などで使っていて隣の人に内容を読まれたくないとき。文字が小さくなるので視認性が落ちる。その代り自分も作業しにくいけど。


巷のWebの記事だと、フルHDを選択しないなんて考えられない系の意見が多いようだが、この記事を読まれた方はぜひ再考されることをお勧めする。いやほんと、1600*900で充分でしょ。それであっても通常のノートPCの中では解像度がかなり高い方なんだから。


もちろん、見栄を張りたい人はフルHDで。

「VAIO Z なのにフルHDじゃないの??」って言われるのが悔しい人も。