花の命は短くて この部屋にはいつも綺麗に花が活けられている。 凛と咲いた花は切り取られて美しく飾られて、枯れる前に捨てられる。 せめてここに留めておきたいなんて思うけれど 本当はこの世界には留めておく必要のあるものなんてないのかもしれない。 でもとりあえず写真に収めておこう。携帯カメラだけどさ。 私はまだそういうものに未練があるんだもの。淡くて優しい色たちに。