先週からの日本馬の海外遠征。米ブリーダーズCは大挙18頭が参戦も未勝利に終わりました。ターフ2400mは、ローシャムパークがクビ差2着、3着にシャフリヤール。クラシック2000mは、フォーエバーヤングが3着と健闘。豪コックスプレート2040mは、ブログノーシスが2着。ちなみに勝ったヴィアシスティーナは8馬身という大差を付けました。凄い馬です。更に伝統の豪メルボルンカップ3200mは、ワープスピードが短頭差の2着。以上勝利馬はいませんでしたが、力は見せてくれました。世界のあちこちで日本馬が躍動する時代になったのです。勝利はなかったけれどこんな年もあるという事。

 

 国内では、地方競馬の祭典JBCが初の九州佐賀競馬場で開催されました。3レースともJRA所属馬の勝利でした。メインのJBCクラシックは、5歳のウィルソンテソーロが念願のGⅠ初勝利。チャンピオンズC、東京大賞典、帝王賞と2着続きでしたが、ついにGⅠ馬となりました。デビューの新潟の新馬戦では、あのイクイノックスの6着に敗れていましたが、将来の芝のチャンピオンとダートのチャンピオンが同じ新馬戦に出ていたという奇遇が改めて見直されました。父も同じキタサンブラックで、ダートでも成功したことにより、益々の活躍を印象付けました。

 

 今週はエリザベス女王杯。何と3歳馬は1頭だけ。近年のローテーションでは、秋華賞からエリ女はきついのかもしれません。3歳で本命のレガレイラは、秋華賞を避け、ここを狙ってきました。2歳時のGⅠホープフルSを勝ち、3歳時は皐月賞、ダービーと牡馬に挑戦も5、6着と涙を飲みました。凄い脚を使いますが、後方からの競馬が中々決まらず3連敗。54キロのここは必勝の構えです。相手は難しいところですが、サリエラ、シンティレーション、スタニングローズ、ホールネスあたりかと考えています。

 

*告 知

  第9回競馬写真家グループ写真展の開催

  11月12日(火)~ 17日(日) 府中市美術館 市民ギャラリー東京

  10時~17時 初日は13時から。最終日は15時まで。

  京王線東府中駅北口から徒歩17分。 府中駅から多磨町行き「ちゅうばす」で

  美術館前。