各ステージのトライアル戦が終わり、いよいよ秋GⅠ戦が始まります。まずトップは中山のスプリンターズステークス。香港からも2頭が参加していいメンバーが揃いました。中心はサトノレーヴでしょう。遅いデビューから5歳にしてまだ9戦。そして7勝で阪急杯4着が只一度の着外です。目下3連勝中で、短距離の大物という雰囲気です。父はロードカナロア、母の父はサクラバクシンオー。どちらもスプリンターズSを勝っています。日本が誇る名短距離馬の結晶といえるでしょう。引き続きレーン騎手が乗るのもプラスですね。
相手は、多士済々。トウシンマカオ、ナムラクレア、マッドクール、ママコチャの実績馬たちに、マジックマン・モレイラが乗る香港馬ビクターザウィナーも入れて5点。もう一頭追加するならオオバンブルマイ。前走のキーンランドCは凄かった。最後方からの大捲り4角大外から鋭く伸びて、勝ったサトノレーヴと0、3秒差。武豊が大盤振る舞いしてくれるかな?以上サトノからの馬単とサトノ1頭軸の3連複流しで楽しみたいです。ちょっと空模様が心配ですが、いいレースを期待しましょう。
来週10月2日には、3歳馬によるダートの頂上決戦「2024ジャパンダートクラシック」が大井競馬場で行われます。ダート競馬の新時代として注目されています。有力馬は、サウジとUAEのダービーを勝ち、ケンタッキーダービーでも3着に健闘したフォーエバーヤングと東京ダービーを圧勝したラムジェットが対戦。他にレパードS勝ちのミッキーファイト、戸塚記念勝ちのサントノーレ、不来方賞勝ちのサンライズジパングが出走予定の豪華版です。また出走するか分かりませんが、高知から8戦7勝のシンメデージー、岩手から9戦8勝のフジユージーンが出れば更に盛り上がることでしょう。その週末には、凱旋門賞もあり、競馬ファンにはたまらない1週間となりますね。