ヴィクトリアマイルは、大荒れになりました。忘れた頃にやって来る超万馬券の波とでも言いますか、2015年の3連単2070万円、2017年の91万円がありましたね。私も荒れるのではという気もしていましたが、ではどんな馬がと言えば分からないというのが実際の所でした。出馬表で1頭1頭吟味していたら、サウンドビバーチェが浮かび上がりました。マイルで3勝を挙げ、今の主流の休み明け、父のドゥラメンテもいいし、という事で、人気のナミュールとマスクトディーヴァに加えてのフォーメーション20点にしました。しかし、何と同枠のテンハッピーローズが来るとは・・・。

 

 最近枠連を見直していましたが、今回は全く頭になかったのでした。当たっても俗にいう代用品当りですが、枠連総流しであれば万馬券をゲットできたのです。後から気付いても遅い!(笑)枠連は日本独自の馬券でしょうが、点数が抑えられるので時々利用しています。枠によって帽子の色が分かれているので買った馬の位置が分かる利点もあります。時には代用品の恩恵にもあたります。昔は、単複と枠連しかなかったのです。今は色々な馬券があり楽しみはうんと増えましたね。

 

 それにしても、ブービー14番人気のテンハッピーローズは重賞も勝ったことがない6歳の牝馬です。オーナーも33年間で初の重賞勝ちがGⅠ。津村騎手もGⅠ48回目の騎乗で初勝利。父のエピファネイア早熟論を翻す6歳でのGⅠ初勝利。「すべてがうまく行った」と津村騎手。涙がその喜びを伝えていました。32秒台の脚を持っている馬ですが、それを生かす流れが向いたという事でしょうか。また、人気馬が出遅れたり、包まれたりしたことも運が向いていたともいえるでしょう。津村騎手も5回目の騎乗で、手のうちに入れていたのでしょう。その前に乗っていたのが亡くなった藤岡康太騎手。天国から後押ししてたのかな?驚きの結果に無理やりの推測でした。関東の中堅騎手がGⅠを勝つには・・・関西馬に乗り続けることかな?(冗談です)関西の方が若手に騎乗馬を多く提供しているとかはよく聞きます。今年関西へ移籍した西塚騎手も騎乗数が増え活躍しています。栗東留学という言葉もあるくらいです。

 

 さて、オークスです。かなりの素質馬が集まりました。頭を悩ます事態ですが、今春はキズナ産駒で行こうと決めており、3頭の内、ライトバックから手広くと考えています。そして、枠連も少し。(笑)