皐月賞は超ハイペースになり、レコードタイムでジャスティンミラノが差し切りました。種牡馬キズナにとって待望の牡馬GⅠ勝利です。今年のキズナは好調で現在リーディングトップです。前回キズナ産駒からの流し馬券を考えていると書きましたが、ジャスティンミラノから馬連10点。サンライズジパングからも10点。サンライズと同枠のメイショウタバルはゴールドシップ産駒で逃げが面白いかと1枠から枠連総流しの8点。あと、ミラノとジパングのワイドを2点。計30点の3000円を投入。結果ミラノからの馬連が的中で配当3550円。プラス550円でした。もっと絞れなかったかと言えば私には無理でしたね。メイショウはゲートでテンションが上がり過ぎたとのこと。1000m57秒5で行けば止まるでしょう。中団より少し前でレースを運んだミラノはいいリズムで強い内容でした。2着のコスモキュランダは、さすがモレイラという競馬。父はアルアインでディープの孫のワンツーでした。3着のジャンタルマンタルは、抜け出して勝つかという勢いでしたが、最後止まってしまいました。NHKマイルCに向かうようです。ところで、キズナがもし初のリーディングサイアーになれば、サンデーサイレンス、ディープインパクトに次いで3世代のリーディングサイアーになるという偉業が達成されます。強敵はロードカナロアでしょう。まだ4月半ば。長い戦いが続きます。

 

 ジャスティンミラノは、亡くなった藤岡康太騎手が2週続けて調教し、友道調教師は直線「康太!康太!」と叫んで、涙を流しました。戸崎騎手も「最後は康太が背中を押してくれたのでは」と沈痛な言葉をインタビューで話しました。前日の中山グランドジャンプを勝利した黒岩騎手もインタビューで「康太にお疲れさまと言ってあげてください」と述べ、サークル全体でその死を悼む気持ちが現れていました。私は昔から競馬場へ行くと馬頭観音に「騎手が怪我をしませんように、馬も・・」とお祈りしますが、そういうことしかできません。競馬という素晴らしいスポーツと動物愛に感謝して楽しませてもらっているのです。事故と背中合わせで騎乗しているジョッキーたちにはフェアプレーを徹底してもらいたいものです。

 最近落馬が多いのではと思います。ルメール騎手や和田騎手もそうでした。高知で若手の塚本雄大騎手(25歳)が3月25日に亡くなりました。負の連鎖を早く断ち切りたいものです。ウィンズで記帳しながら心からそう思いました。