1週間前、阪神タイガースの18年ぶりの優勝に関西は大盛り上がりでした。翌日駅までスポーツ新聞を買いに行くと、ほとんど売り切れ状態で、わずかに残っていた、普段は買わないデイリースポーツが1部あり、手に入れました。昔から1に南海、2に阪神というのが私のプロ野球のファン歴史です。南海はもうありませんが、阪神は息子と二人で応援しています。しかし、もう甲子園にはご無沙汰です。ライトスタンドの自由席に行った時に感じたのですが、もう少し静かに野球を見たいなと…。1球ごとの声援、太鼓にトランペットまで、ちょっと違う感じがしました。今はテレビで声援するスタイルに変わったのです。今年は何かうまくいきすぎた感じがしますね。近本、中野の1,2番に8番の木浪がいい仕事をしました。今までと違うニュータイガースを見た感じです。そして、昨日はオリックスがパリーグ優勝を成し遂げました。CSが残っていますが、59年振りの関西ダービーとなれば、更に盛り上がりそうです。

 

 競馬もGⅠのトライアルで盛り上がっています。紫苑S、ローズSの勝ち馬は中々の勝ちっぷり。リバティアイランドの壁は厚いでしょうが、いい競馬をしてくれそうな予感もあります。牡馬では、神戸新聞杯が今週ですが、セントライト記念では、皐月賞馬のソールオリエンスが登場。手堅く2着を確保しました。大崩れのない馬で、菊の主役はこの馬でしょう。勝ったレーベンスティールは、新馬戦でソールオリエンスと際どい勝負をした馬。実力は十分でした。乗っていたのがジョアン・モレイラ。短期免許ですでに15勝。連対率・385という高さに信頼がおける騎手です。

 

 モレイラは、ブラジル出身の39歳。2001年ブラジルで見習い騎手デビュー。シンガポールでリーディングジョッキーに。2013年に一日8戦全勝の記録を作りマジックマンと呼ばれました。やがて香港に拠点を移しここでも3年連続でリーディングジョッキーに。2016年に短期免許で来日。札幌で2日間で騎乗機会7連勝とJRAタイ記録を樹立。また、短期免許での294戦100勝は、100勝のJRA史上最短記録です。とにかくよく勝つ騎手です。まさにマジックマンですね。

 

 そんなモレイラが2018年、JRA通年騎手免許試験を受験したのですが、不合格になり物議を呼びました。これだけの騎手を不合格にしたことに世界は驚きを隠しませんでした。そんな難しい試験より実績を見れば一目瞭然だと分かるのにという意見がありました。不合格の騎手が短期免許では乗れるのもおかしいという意見も。どこのスポーツの世界で世界で5本の指に入るような選手を締め出すなんて…。その時のモレイラの涙はテレビ画面でも確認されました。彼のプライドはガタガタだったでしょう。JRAは、通年免許と短期免許は違うのだと言いますが、強弁にしか聞こえません。

 しかし、試験を簡単にしたら、多くの外国人騎手が押し寄せて、日本の大相撲みたいになるのが見えています。JRAの苦しさは分かりますが、野球で2000本安打の名球界入りがあるように、日本で通算200勝したら、それ以後、1か月分をボーナスとして、年間4か月の短期免許を与えるという案はどうでしょう。GⅠレース最盛期の4、5月と10、11月の4か月で十分に腕を振るうことが出来ますよね。いい人材は競馬の活性化にもつながるでしょう。短期免許の充実はその効果があると思うのですが・・。