前回に続き、昔の競馬場の話です。一見の価値があると思うのは、根岸競馬場跡です。正しくは横浜競馬場ですが、所在地の根岸台から根岸競馬場として定着していました。1866年に日本初の洋式競馬場として開設され、1943年に閉場されました。右回りの芝コースで一周1632mと大規模なものでした。コース形態から右回りとなったようですが、その後全国に作られた競馬場のモデルとなり、日本では右回りの競馬場が多くなったそうです。明治政府の外交政策から一種の社交場としての役割も果たしました。その後歴史に翻弄され、太平洋戦争中には軍に接収され開催中止となり1943年閉場となりました。戦後は、進駐してきたアメリカ軍に接収され、今もアメリカ軍の用地となっています。
現在は「根岸森林公園」として整備され、「根岸競馬記念公苑」及び「馬の博物館」が設置されています。私は東京方面に行ったときに何度も訪れていますが、最初の頃(何十年も前)は、コースが見えていましたが、今は木々が生い茂り、森になっています。近辺の人には貴重な公園として散歩やジョギングをされる姿を見ます。公園をぐるりと一周すると、途中で唯一現存する一等馬見所の建物が見えてきます。中には入れませんが、その外観は、近代文化遺産に認定されている見事な建築物です。アメリカフラー社のモーガンという人の設計で、大変格調の高いものです。一度は見る価値があるものだと思います。
先週は久しぶりに韓国国際レースが行われ、クラウンプライドがコリアカップを10馬身差で、リメイクがコリアスプリントを4馬身差で圧勝。日本馬の強さを見せつけました。国内では、横山親子が2週続けて重賞でワンツーフィニッシュ。札幌2歳Sを武史→典弘、紫苑Sを典弘→武史と史上初の重賞親子ワンツーを成し遂げています。ノリさんは、最年長重賞V。まだまだやれる元気なオヤジさんですね。
また、阪神では、7年目の富田暁騎手が49度目の挑戦で重賞初制覇。悔しい思いをいっぱいしてきた暁にはビッグプレゼントが待っていたという嬉しい勝利でした。しかも、9、10、11レースと3連勝の大暴れでした。そして、ルメール騎手は、9年連続年間100勝を達成。凄いことですが、彼には当たり前の感覚です。騎手にスポットライトが当たった週でした。