東京新聞杯を勝ったウィンカーネリアンの父はスクリーンヒーローです。スクリーンヒーローは2008年のジャパンカップを9番人気で勝ち、あっと言わせました。父は有馬記念連覇などで活躍したグラスワンダーです。エルコンドルパサー、スペシャルウイークとともに3強と言われた名馬です。早死にしたエルコンドルパサーは、ソングオブウィンドなどを出し成功していました。スペシャルウイークも、シーザリオやブエナビスタなどを出し、こちらも大成功。ライバルは繁殖成績も優秀でした。少し遅れを取っていたグラスワンダーでしたが、スクリーンヒーローによってその名を残すことになりました。
種牡馬としては地味な存在でしたが、リーズナブルな種付け料で頭角を現したスクリーンヒーローは、いきなり、安田記念やマイルチャンピオンシップを勝ち、香港でもGⅠを3勝するなど活躍したモーリス、親子制覇となった有馬記念勝ちのゴールドアクターを出して、一躍注目される存在になりました。現在、種牡馬リーディングの10位と健闘。ベスト10種牡馬の中では最も出走頭数が少ないにもかかわらず、アーニングインディックスは2、53とトップです。それを上回るように息子のモーリスが大成功。オーストラリアでもヒトツがGⅠを勝ち、注目されています。
スクリーンヒーローの母は、未勝利のランニングヒロインですが、その母は、名牝ダイナアクトレスです。重賞5勝でジャパンカップ3着という女傑でした。ダイナアクトレスがサンデーサイレンスと交配されてランニングヒロインが生まれたのです。ダイナアクトレスの母も活躍馬のモデルスポートです。近親にはステージチャンプやプライムステージ、アブソリュートなどの活躍馬がいて、社台の宝物のような血統です。初年度種付け料が30万円だったスクリーンヒーローは、モーリスの活躍などもあり、実に23倍の700万円以上の種付け料になりました。まさに、ヒーローイズカミングですね。