2022年の世界100GⅠレースが発表されました。ベスト5は、1位は米ブリーダーズCクラシック(ダート2000m)2位は英チャンピオンステークス(芝2000m)3位は仏凱旋門賞(芝2400m)4位は英ロッキングS(芝1600m)5位は英サセックスS(芝1600m)となっています。

 現在の主流が1600m、2000m、2400mで50位以内で2000mが14レース、1600mが11レース、2400mが9レースとこの3部門で約7割を占めています。ちなみに、スプリントのトップは、30位の豪ブラックキャビアライトニングS(芝1000m)長距離のトップは、31位の英ゴールドC(芝4000m)です。年によって出走馬の顔ぶれは変わりますが、おおよそ世界のGⅠレースの傾向はこんなものでしょう。

 

 日本のレースを見ますと、トップは15位の皐月賞(芝2000m)17位に秋天(芝2000m)同じく17位のジャパンカップ(芝2400m)19位に有馬記念(芝2500m)と日本ダービー(芝2400m)27位に宝塚記念(芝2200m)が上位です。100位内に日本は12レースが入っており、存在感は増しています。

 従来は、ジャパンカップ、有馬記念、秋天、宝塚記念が常連で、世界に名を知られたレースでした。昨年は意外にも皐月賞がトップとなりました。この評価は、出走馬のレーティングが年末までの間に最高のパフォーマンスを出した数値が反映されるからです。つまり、去年の皐月賞は1着ジオグリフ、2着イクイノックス、3着ドウデュース、4着ダノンベルーガ、5着アスクビクターモアと後にGⅠ上位クラスが多く出ていたレースだったのです。成長力が半端ではなかったともいえましょう。

 

 これで思い出したことがあります。古い話ですが、1972年世代(昭和47年世代)の皐月賞です。1着ランドプリンス、2着イシノヒカル、3着ロングエース、7着タイテエムでした。ダービーではロングエースが勝ち、秋にはイシノヒカルが菊花賞と有馬記念を勝ち、天下を取りました。私たちオールドファンには最強世代といつも語り合っていました。昨年の3歳が似てるんですね。1972年世代は、3年連続有馬記念を勝つような強い世代でした。さて、今年の4歳もイクイノックスを始め、強い世代と呼ばれるようになるのか、一つ注目ではありますね。

 

 ところで、ジャパンカップと有馬記念は今年1着賞金が5億円になりました。凄い額ですね。しかし、同じぐらいの評価である、秋天や宝塚記念との差は賞金ほどではありません。評価と賞金が釣り合っていないのです。ジャパンカップに外国馬が来てほしいのは分かりますが、あまりにかけ離れた賞金には違和感を感じてしまいます。