2歳リーディングサイアーは、最終日のホープフルSが大きなカギを握っていました。ここまでトップのエピファネイアは、12月に入っても大きなリードを取っていましたが、ドゥラメンテが急追。わずかな差で最終日を迎えたのです。ホープフルSの1着賞金は7000万円。1番人気のミッキーカプチーノはエピファネイア産駒。対してドゥラメンテ産駒の2頭は、ドゥラエレーデ14番人気、セレンディピティは8番人気でした。前残りの競馬で最後はハナ差でドゥラエレーデがトップナイフを抑えて優勝。大きなハナ差でした。86万8千円という微差でドゥラメンテが2歳リーディングサイアーに輝きました。確か以前にもディープインパクトが同じように大逆転をしたことがあったと思いますが、12月の2歳GⅠの3レースが大きくものをいうようです。

 

 今年のドゥラメンテ産駒の活躍は素晴らしいものでした。何度も書いていますが、わずか9歳での死去はもったいない限りです。過去よく似たケースでアグネスタキオンがいました。11歳で亡くなりましたが、リーディングサイアーにもなり、ダイワスカーレットやディープスカイなどで重賞を55勝もしました。生きていれば、ディープインパクトの王座は2~3年遅くなっていたかもしれません。ドゥラメンテは総合でも前年11位から今年は5位に躍進。GⅠも断然トップの6勝を挙げました。来年はリーディング総合でも首位を狙えそうです。

 

 種牡馬リーディング総合では、ディープインパクトが11年連続で首位。勝利数、獲得賞金はぐっと落ちましたが、2位のロードカナロアも勝利数は1位でしたが、獲得賞金が伸びず、逆転には至りませんでした。3位ハーツクライ、4位キズナは前年と同じ。エピファネイアは6位から9位へ後退。GⅠ勝ちもありませんでした。ただ、2歳は2位でしたが、勝利頭数、勝利数はダントツで巻き返しは十分可能と思われます。ブルードメアサイアー(母の父)は、キングカメハメハ、ディープインパクト、クロフネが1~3位と前年通りの3強と揺るぎませんでした。

 

 昨年の新種牡馬は豊作で、ドレフォン、シルバーステートがベスト10に入っていましたし、キタサンブラックやイスラボニータ、ビッグアーサー産駒も活躍しましたが、今年の新種牡馬はベスト10入りはいません。12位にマインドユアビスケッツ、13位にリアルスティール、20位にデクラレーションオブウオー、21位にサトノダイヤモンドと、やや小粒な印象ですが、昨年のドレフォンに続いて新種牡馬トップとなった外国産馬のマインドユアビスケッツは、全日本2歳優駿のデルマソトガケを出し、デクラレーションオブウオーは、ホープフルS2着のトップナイフを出しています。ディープインパクトやキングカメハメハの後継として外国産種牡馬の導入も多くなっていますが、全体として2強の後継馬も多く、食い込むのは至難でしょう。

 

 今日は大晦日。1年はあっという間ですね。今年も色々ありました。平和で競馬が出来る喜びに浸って・・・。では、良いお年を!