有馬記念は1番人気のイクイノックスが快勝。6戦目での戴冠は史上1位。天才馬の誕生です。4コーナーの手応えが違いましたね。思い出すのは、1990年代のイギリスの名馬ラムタラです。1995年、ラムタラは4戦4勝。その中身は新馬、英ダービー、キングジョージ、凱旋門賞です。ヨーロッパ三大競走完全制覇。これは1970年代のミルリーフに続く史上2頭目の快挙、しかも無敗での勝利でした。「奇跡の馬」「神の馬」と呼ばれました。父は英三冠馬で名種牡馬のニジンスキー、母はオークス馬です。日高の生産者が何度も交渉した挙句、当時33億円で導入されました。社台のサンデーサイレンスに対抗する切り札としての導入だと言われました。しかし、結果は無残なものになりました。活躍馬はわずかで、ついに2700万円でイギリスに買い戻しとなったのです。

 

 イクイノックスは無敗ではありませんが、わずか6戦で最高クラスのGⅠ、天皇賞・秋と有馬記念を勝つという偉業は大きく評価されることでしょう。特に今年の両レースのメンバーは揃っていましたから。かなりのレーティングを得るでしょう。このまま負けなければ「和製ラムタラ」と呼ばれるかもしれません。(そう言ってるのは私だけ?)

 父のキタサンブラックの未来も明るいものになりました。その父ブラックタイドは、ご存じディープインパクトの兄です。もちろんサンデーの底力と母方ウィンドインハーヘアの優秀さがこの名馬を生み出したのでしょう。そして、以前紹介した母の父として優秀なキングヘイローが光ります。素晴らしい働きだと思います。

 イクイノックスは、当然来年は海外に目を向けるでしょう。注目を一身に浴びて王道を進んでもらいたいものです。

 

 有馬の結果は、3歳馬のワンツーでこれは28年ぶり。やはり今年の3歳は強かったという事です。売り上げは521億とよく売れました。今年も有馬記念は不動の1位です。ちなみに、今年の2位以下の売り上げは以下の通りです。2位ダービー291億、3位宝塚記念222億、4位安田記念222億、5位秋天221億、6位皐月賞216億、7位春天215億、8位ジャパンC211億。以上が200億円以上のレースでした。凄いね。

 

 土曜日には障害の永久名馬オジュウチョウサンの引退レースがあり、中山は大いに盛り上がりました。最終戦は6着となりましたが、11歳ですよ。本当によく頑張りました。グランドマーチスやバローネターフも見てきましたが、やはりオジュウがNO1。2017年の中山大障害、アップトゥデイトとのマッチレースは見応えがありました。JGⅠ9勝は不滅の大記録です。種牡馬になるのも嬉しいな。先日アスカクリチャンが重賞勝ち馬を出しましたが、オジュウは、名種牡馬ステイゴールドの産駒。こちらも、あっと言わせる馬が出ても不思議じゃない。楽しみです。生きてれば嬉しいこともある。

 

 さあ、最後はホープフルS。有馬が最後でいいのにね。でもいいメンバーなので注目です。ジャスタウェイが4頭出し。人気になるであろうミッキーカプチーノが大外にと、波乱の予感です。私の軸は、ファントムシーフ。福永君に〆てもらいましょう。